水曜日

道後温泉で“すす払い”/坊っちゃん100年残りわずか


温泉で夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台となった松山市の道後温泉本館(国指定重要文化財)で5日、年末恒例の“すす払い”が行われた。

 坊っちゃん発表100年の今年も残りわずか。汚れを落として新しい年を迎える。

 事務所職員ら約70人が参加。温泉への感謝の気持ちを込め午前9時から、畳約120枚を運び出し、漱石が通ったという「坊っちゃんの間」にもぞうきんがけ。長さ約6メートルのササぼうきを使って1年間たまった屋根のほこりを掃除。

 道後温泉本館は1894(明治27)年の建設で、木造3階建て4棟からなる。1996年から年末の一日を終日休業して大掃除をしている。

四国新聞 - 2006/12/5

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