月曜日

湯祈とうし恵み願う 松山・道後で温泉まつり


 道後に春を呼ぶ「道後温泉まつり」(同実行委主催)が19日、松山市道後湯之町の道後温泉本館周辺で始まった。初日は湯祈とうや湯の奉納などで、温泉の恵みに感謝した。21日まで。

 本館北側の「玉の石」前で行われた湯祈とうには、旅館や商店街関係者、道後中生徒ら約60人が出席。約300年前の宝永の大地震で温泉の湯が止まった時、神社へ祈とうしたことに由来する伝統行事。観光客らも神事を見守っていた。

 神事の後、邪気払いの大魔(だいば)や湯みこし、稚児行列を先頭に関係者が商店街などを練り歩き、湯神社に湯を奉納した。

愛媛新聞 - 2007/3/19

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土曜日

道後温泉駅前街区など景観整備へ 松山市

松山市は、2006年度からの新規事業として、道後温泉駅前街区・本館周辺ファサード景観整備事業に着手する。
 同事業は、事業対象範囲のファサード・景観整備を行い、住環境の快適性などを向上させることが目的。整備地区(案)は、道後温泉本館周り、駅前街区、両地区を結ぶ県道沿いを予定している。
 06年度は、同事業の指針となる「まちづくり協定」の策定に取り掛かる。同協定のなかで、ファサード整備のためのカラーコード、素材など事業の方向性を定める。整備対象は民間建築物になるため、市は工事における基本設計を受け持つほか、実施設計と整備工事に対して一定の補助を行う。補助は、各整備対象によって率を分類する方針(7面に表)。実施設計は07年度、整備工事は07、08年度に行う予定。また事前に実施した地元説明会では、整備地区内で8割の整備参加意思を得ている。
 事業初年度は、12月補正予算に884万円を計上。事業3カ年の総事業費は約1億7000万円。(2007/1/5)
建通新聞 - 2007/1/5

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水曜日

道後温泉で“すす払い”/坊っちゃん100年残りわずか


温泉で夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台となった松山市の道後温泉本館(国指定重要文化財)で5日、年末恒例の“すす払い”が行われた。

 坊っちゃん発表100年の今年も残りわずか。汚れを落として新しい年を迎える。

 事務所職員ら約70人が参加。温泉への感謝の気持ちを込め午前9時から、畳約120枚を運び出し、漱石が通ったという「坊っちゃんの間」にもぞうきんがけ。長さ約6メートルのササぼうきを使って1年間たまった屋根のほこりを掃除。

 道後温泉本館は1894(明治27)年の建設で、木造3階建て4棟からなる。1996年から年末の一日を終日休業して大掃除をしている。

四国新聞 - 2006/12/5

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