土曜日

阿寒湖温泉でイオマンテの火まつり

阿寒湖温泉
阿寒湖温泉アイヌコタン特設会場のイオマンテの火まつりが10周年になりますが、大胆で斬新になりました。
阿寒湖温泉出身の全国的に活躍する「アイヌ詞曲舞踊団モシリ」のアトイ氏をがゼネラルプロデューサーとなってステージを一新してくれました。地元阿寒湖ルネサンスとモシリのコラボでアイヌ文化をベースとした阿寒湖温泉だけのプレミアムプログラムとなっています。イベントは観客も参加ができるタイマツでの行進や建立したばかりのカムイ・ニが出迎える壮大な会場づくりなど、楽しい催しが織り込まれていますので、阿寒湖温泉でアイヌ文化に浸れるファンタスティックな空間になっています。感動も見どころも満載の阿寒湖の夜を彩る炎の一大スペクタクルに参加してみてください。

■開催期間 ?12月1日(土) まで、
■開演時間 10月、11月は21時から
      12月は20時30分から
■場 所 阿寒湖温泉アイヌコタン特設会場(釧路市阿寒湖温泉4丁目)
■入 場 料 大人1000円 こども500円
※前売り券 大人900円 こども450円
■主 催 イオマンテの火まつり実行委員会
■協 賛 (財)前田一歩園財団 釧路信用金庫
阿寒湖温泉旅館組合 釧路空港ビル(株)
阿寒アイヌ工芸協同組合 阿寒観光汽船(株)
阿寒湖漁業協同組合 まりもの里商店街
幸運の森商店街

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木曜日

糠平温泉(北海道大雪山麓)・桜が咲きました


 温泉地糠平(ぬかひら)温泉で遅ればせながら桜が咲きました。

 ここ数日の気温の上昇で、北海道の山間部の糠平温泉(河東郡上士幌町)でもようやくエゾヤマザクラが開花しました。

 糠平は大雪山国立公園の中にあり、標高が550mと高いため、帯広と比べると2週間ほど遅れての開花になります。今年は例年より少し遅めの開花でしょうか。糠平温泉では、先週くらいからキタコブシやエゾムラサキツツジの花が咲いていましたが、それに桜が加わりいよいよ春たけなわとなりました。

 北海道では5月に入ってから雪が降ることもありますが、桜が咲く季節になると雪の心配はほとんどなくなります。大半の広葉樹はまだ葉を開いていませんが、開葉の早いシラカンバは新しい葉が開きはじめ、日に日に緑が濃くなっています。これから山は新緑の季節を迎えます。

 沖縄では1月下旬から桜が咲くとのことですので、何と4ヶ月も遅い開花です。日本列島が南北に長いことをつくづくと感じさせられます。 (松田まゆみ) JanJan - 2007/5/24

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金曜日

登別温泉(北海道)で熱湯が噴き出す


 登別温泉の沼では、熱湯が噴き出しているのが見つかり、話題となっています。

 登別温泉にある沼、「大正地獄」です。吹き出しているのは泥混じりの熱湯ー。その高さは3メートル。きのう午前8時前に散策中の人が見つけました。

 (登別市観光経済部・佐野宣行さん)「きのうの朝は笹の葉を見ると(泥が)かぶっているので、最高10メートルはいってるので、それ以上は噴いている」

 大正地獄では常時60度前後の湯が湧き出ていますが、きのうは97度まで上昇していました。札幌管区気象台によりますと火山性微動は観測されてなく原因はわからないが、過去には近くの「大湯沼」でも同様に熱湯が噴出したことがあったということです。



札幌テレビ - 2007/5/3

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木曜日

まっかり温泉(北海道)ドクターフィッシュが人気!


 温泉地の北海道真狩村は歌手の細川たかしさんの出身地(銅像もあります)で有名ですが、そのまっかり温泉に、人の皮膚の角質をつついて食べる「ドクターフィッシュ」がお目見えし、来場者の人気を集めています。

 「ドクターフィッシュ」はトルコ原産のコイ科の魚。体長二?三センチで、疾患のある部分を特に食べるため、この名が付いています。

 まっかり温泉は札幌市内のペット専門店から約六十匹を購入、ロビーに水槽を設置し、体験コーナーを設けた。手を入れると魚が皮膚をついばむため、くすぐったい感触で、痛さはありませんので、体験してみては?。

 体験料金は、温泉入浴料とは別に十分間二百円(小学生以下百円)。体験は手のみで、足などを水槽に入れることはできません。

 まっかり温泉は何と言っても景色がよいです。蝦夷富士こと羊蹄山が、ほとんど障害物無しに、ど?んと見えます。

■所在地 北海道虻田郡真狩村字緑丘174-3  TEL 0136-45-2717
■泉質 ナトリウム-塩化物・硫酸鉛・炭酸水素塩泉
■設備等 男女別露天風呂有り、無料休憩室完備、レストラン有り
■営業時間 AM11:00?PM9:00  定休日 月曜
■入館料 500円(大人) 200円(子供(4才?))

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月曜日

湯煙「白鳥の湖」 屈斜路湖畔コタン温泉

温泉でオオハクチョウを間近に見ながら入れる釧路管内弟子屈町の屈斜路湖畔の無料露天風呂「コタン温泉」が、今冬も多くの観光客を集めている。

とりわけ夜はハクチョウとともに満天の星を眺めることができ、「野趣たっぷり」と評判だ。

 コタン温泉は二十二年前に地元有志が造った。付近は温泉熱で湖面が凍らず、餌付けしたこともあって、ハクチョウが集まるようになった。例年十月中旬から四月下旬まで越冬している。

 風呂は岩で男女を仕切った五メートル四方の岩風呂。夜間は小さな照明があるだけで、空には降るような星が広がる。すぐ横では百羽以上のハクチョウたちが「クォー、クォー」と鳴き交わす。

 東京から来た会社員小林政博さん(26)は「ハクチョウと一緒に入っているみたい」と話していた。

コタン温泉地図

北海道新聞 - 2007/2/19

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金曜日

雪上「ばんば」急げ 一日まるごと白鳥まつり 十勝川温泉

十勝川温泉】雪の上でそりなどを使った多彩なゲームを楽しむイベント「一日まるごと白鳥まつり」が十日、音更町の十勝川温泉アクアパークで開かれ、訪れた大勢の親子連れや観光客でにぎわった。

 一月二十七日から三月四日まで開かれている「十勝川白鳥まつり彩凛詩(さいりんか)」の関連イベント。

 「ボブスレーばんば」は参加者が子どもを乗せたそりを引いてタイムを競うゲーム。参加者は、入賞賞品の携帯音楽プレーヤーや温泉宿泊券を狙って、雪の上を必死にそりを引いていた。

 また、一メートルの高さの坂から十メートル先の的に止まるよう、そりで滑り降りる「ボブスレーカーリング」やテニスボールを的に投げる「ストラックアウト」などのゲームも行われ、家族連れらが十勝の冬を満喫していた。(中野訓)

東奥日報 - 2007年2月13日

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水曜日

昆布温泉「蔵三」開館7カ月、はや10万人達成

温泉で新ひだか町三石の「みついし昆布温泉蔵三」(田村直人支配人)の来館者が四日午後、十万人を突破した。開館以来七カ月足らずでの大台達成。目標を上回るペースに関係者は「次は五十万人を目指そう」と意気込んでいる。

 一九八○年に開業した三石温泉が老朽化したことから町が「蔵三」を約八億千六百万円かけて建設し、昨年七月十四日にオープンした。

 道内各地で温泉施設などを経営する札幌のアンビックス(前川二郎社長)が指定管理者。宿泊施設を併設し、日高沖の海産物など地場産品を生かした料理や客室露天風呂が管外からの観光客にも好評だ。

 十万人目となったのは、苫小牧市沼ノ端の運送業岡田潤哉さん(22)。妻恭美子(くみこ)さん(27)、二人の娘とともに初めて訪れた。

田村支配人と三石地域自治区の畑端憲行区長とともにくす玉を割り、「まさか自分が、と驚いています。いただいた宿泊券を使いにまた来ます」と喜んでいた。

 「蔵三」は今年七月の開館一周年までに十五万人の来館者を目指しており、関係者は「飽きの来ない温泉にしたい」と気を引き締めていた。(横山清貴)

北海道新聞 - 2007/2/6

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「湯めぐりパス」事業で、6日に第1陣が白老・登別入り

 登別市・白老町生活関連産業事業化推進協議会(川田憲秀会長)がJTB北海道と連携して、さっぽろ雪まつり期間に発行している「湯めぐりパス」事業で、札幌からの第1陣が6日に白老・登別に入り、温泉巡りを楽しんだ。

 同協議会では、雪まつり期間中の6?12日、ポロトコタン(白老デスク)、札幌赤レンガカフェ(札幌デスク)、登別ふれあいセンター(登別デスク)に観光協会職員らによるコンシェルジュ(案内係)を配置。

札幌デスクでは、旅行者に白老・登別域の観光をPR・誘導。白老と登別のデスクでは観光スポットなどを紹介し、旅行者をサポートしている。

 また、登別・白老の指定7施設中3施設を回れる600部限定の「湯めぐりパス」(1200円)を販売。購入者は札幌?白老?登別を結ぶ無料バスを利用して、入浴と観光を楽しめる趣向。

 初ツアーとなったこの日は札幌から約40人を乗せたバスが午前11時半に白老町に到着。アイヌ民族博物館職員らが出迎えた。ポロトコタンのコンシェルジュなどで案内を受けた一行はそれぞれ、温泉巡りやアイヌ民族博物館の見学に散っていった。

 沖縄・石垣市から来た松本八重子さん(27)は「さっぽろ雪まつりに来て、パスはホテルで知って勧められました。北海道は寒いですね。温泉巡りでもします」と笑み。

 横浜から来た坂脇明子さん(69)も「雪まつりに来て、パスは北海道の友人にけさ予約してもらいました。白老は50年ぶりなんですよ。温泉に行こうと思っています」と話していた。

 期間中、バスは札幌発午前10時、札幌着午後6時半で、白老?登別では毎日1時間ごとの循環運行。期間中(12日まで)の湯めぐりパスは、6日午前現在で既に150件の予約が入っている。

詳細は白老観光協会(電話0144・82局2216番)へ。

室蘭民報 - 2007/2/7

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月曜日

登別温泉湯まつり始まる 福を呼ぶ「鬼たち」

第36回登別温泉湯まつり(登別観光協会、登別市主催)は3日に開幕。初日は源泉汲(く)み上げ・出発式のほか、赤鬼、青鬼にふんしたメンバーが無病息災、商売繁盛などを願ってホテル・旅館、飲食店などを回って厄払いをした。

源泉汲み上げと出発式は午後5時半から地獄谷で行われた。
観光協会の南太郎副会長が「登別温泉の原点は自然ゆう出の温泉。
千客万来を願って霊験あらたかな温泉を飾ってほしい」とあいさつ。

湯鬼神が源泉の入った手おけを各ホテル・旅館の代表者に手渡し、分湯した。手おけは期間中、フロントやロビーに飾られ、お湯に感謝するとともに温泉街の冬を彩るまつりをアピールする。

 4日は午後6時半すぎから湯鬼神群舞、同9時からまつり広場(道南バスターミナル)で「子宝もちまき」、下帯姿の若者らによる「源泉湯かけ合戦」が繰り広げられる。 

問い合わせなどは登別観光協会(電話0143?84局3311番)へ。

室蘭民報 - 2007/2/3

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火曜日

JR北海道が「お湯やコンコン登別・洞爺湖温泉キャンペーン」


往復JR券に豪華ランチと入浴がセット、4,900円から。 

雪景色の中、体の芯まで温まる温泉にゆったりと入り、山海の珍味を堪能、そんな小旅行が満喫できる厳寒期、JR北海道は4月1日まで「お湯やコンコン登別・洞爺湖キャンペーン」を実施している。 

キャンペーンは有珠山噴火で客足が遠のいたことを期に2000年度からスタート、今回が7回目。 お薦めは「日帰り温泉グルメきっぷ登別・洞爺湖」。登別、洞爺湖とも、札幌からの往復JR(特急自由席)、駅から温泉までの無料アクセスバス、各温泉自慢の豪華ランチと入浴がセットになっている。 

料金は登別が4,900円と7,900円、洞爺湖は札幌発、函館発とも5,900円(いずれも大人・こども同額)。バスの中では温泉街の散策や土産品選びに役立つ「特典つきガイドMAP」を配布。 

2月1日までは特急「北斗」の1部に掘りごたつ式の座席を設けたお座敷車両を連結、車内でも温泉気分が味わえる。 のんびりと温泉を満喫したい向きには「宿泊パック」を用意、1泊2日(夕・朝食付)で料金9,800円?2万円。 

2月3、4日の両日は、「第36回 登別温泉 湯まつり」が開かれる。当日は鬼たちが温泉街に繰り出し、観光客や市民の厄払いをする「厄払い湯鬼神群舞」、若者が下帯姿で湯を掛け合う「源泉かけ合戦」が行われる。 

またキャンペーン期間中は、JR登別駅の2、3番ホームに鬼のキャラクター「呑鬼(ドンキ)」が観光地でナンセンスギャグを繰り広げる4コマ漫画のポスター「ウェルカム登別、ウェルカムギャグ」を掲載し、利用者を出迎える。 

2月6日から12日までは「洞爺湖温泉冬まつり」が開かれ、期間中は毎日10分間の花火、10日には80メートルの大仕掛け花火「ナイアガラ」が打ち上げられる。続いて2月24、25の両日は、冬のスポーツの祭典「第19回 昭和新山国際雪合戦」が行われる。

BNN - 2007/1/30

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際立つ青 美瑛・白金温泉

北海道上川管内美瑛町の白金温泉街を流れる「ブルーリバー」(美瑛川)に流れ込む滝が寒波で凍りつき、青い川面と見事なコントラストを見せている。
 十勝岳連峰から流れ出し、旭川市内で石狩川に注ぐ美瑛川は、同温泉街から同町市街地付近までの間、1年を通して青色に見えるため「ブルーリバー」と呼ばれる。温泉成分が流れ込んでいるためといわれるが、「詳しい理由は分からない」(びえい白金温泉観光組合)。
 28日の美瑛町の最低気温は氷点下21.0度と、この冬一番の冷え込み。温泉街の白金橋(通称・ブルーリバー橋)付近では、美瑛川に落ち込む「白ひげの滝」も凍り、真っ白な氷瀑(ひょうばく)を背景に川の青さがいっそう際立っている。
北海道新聞 - 2007年1月28日

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日曜日

十勝川温泉 きらめく彩凛詩

十勝川温泉】十勝管内音更町十勝川温泉の冬を彩る「第16回十勝川白鳥まつり彩凛詩(さいりんか)」(実行委主催)が27日、十勝が丘公園ハナック広場で始まり、多彩な色の明かりが音楽に合わせて点滅する「光の森」で幻想的な世界が醸し出された。

 「光の森」では、白いシートを三角すい状にかたどった電飾約300基が木々のように並び、クラシック音楽などに合わせて点滅し、来場者が光と音のショーに酔った。会場では温かい牛乳の無料配布やスノーキャンドル作りも行われた。

 彩凛詩は3月4日までの毎日、午後7時から9時まで。入場無料。問い合わせは十勝川温泉観光協会(電)0155・32・6633へ。

北海道新聞 - 2007/1/27

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土曜日

川湯温泉でダイヤモンドダスト

 釧路管内弟子屈町の川湯温泉では、先月20日から3月31日までの期間に「ダイヤモンドダストinKAWAYU」を開く。川湯では気温が氷点下10度以下に冷え込むと、川の水蒸気や大気中の水滴が凍結し、氷の結晶「ダイヤモンドダスト」が出来上がる。この結晶が光を反射し、凍てつく空気の中でキラキラと光る大自然の“創造物”となり、見る人を魅了する。
 川湯温泉の中心部周辺の森では、8万個のイルミネーションで電飾された電球が、白銀に彩られた森の木立を光に包み込む。イルミネーションに隣接する足湯は、湯気とイルミネーションが幻想的な雰囲気を醸している。
 1月20日からは、空からダイヤモンドダストが降り注ぐ「ダイヤモンドダストパーティー」がスタートする。
BNN - 2007/1/6

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木曜日

弁景温泉オロフレスキー場/雪不足にお手上げ

弁景温泉オロフレスキー場は27日、季節外れの雨と暖気に見舞われ、少ない積雪量をさらに減らした。子供たちから「オープンはいつですか」と問い合わせがあるが、「こればかりは天気次第」と空を見上げるばかり。従業員らはリフト整備を続けながら、気をもんでいる。
初心者から上級者まで楽しめる4コースとボードパークを完備。おり、昨シーズンは約リフト利用があった。
上部は15センチ前後の積雪があるが、リフト乗り場付近は5センチにも満たない。雨と暖気で、さらに融雪が進んだが、「28、29日の予報は雪。湿ったゲレンデが冷えて凍り、その上に雪が降って上々のコースコンディションになる。年内オープンを果たしたい」と気持ちを切り替えている。

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温泉偽装 3億7000万円賠償請求 浦河町が掘削会社などに

日高管内浦河町出資の第三セクターが運営する入浴施設「あえるの湯」の温泉偽装問題で、浦河町は昭晃(札幌)とその下請け、孫請け会社の三社と、昭晃社長と遺族三人。訴えによると、昭晃は水量が少なく、温度も低かったため、外部から加温するか、加温した川水を注入し偽装し、一九九九年三月の道立衛生研究所の温泉検査をパス。
偽装工作は下請け、孫請けも共謀しなければできないと指摘。
前社長と現社長は監視監督責任があり、前社長の法定相続人である遺族三人はその債務を負うとしている。

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日曜日

洞爺湖温泉観光協会が、3カ国語別観光パンフ作製


洞爺湖温泉観光協会(若狭洋市会長)は22日までに、英語、中国語、韓国語で表記した新しい観光パンフレットを作った。同協会職員の阿部真澄さん(30)が3カ国語による説明文、地図、写真、構成など一切を手掛け、印刷を専門業者に発注。「外国の旅行者が必要とする情報、タクシー案内なども載せました」と便利さをアピールしている。
 道内有数の観光地、洞爺湖町洞爺湖温泉と洞爺湖周辺には毎年多くの外国人旅行者が訪れており、外国語版の観光パンフレットも備えられている。だが、これらは日本人向けの観光案内を英語や中国語などに翻訳したパンフレットで、日本文化への理解を前提に作られている。

 阿部さんが製作したパンフレットは、訪れた外国人が文化の違いにも戸惑わず、安心して観光できる「歩き方、楽しみ方ガイド」に仕上げた。英語、中国語、韓国語版ともA3判4つ折り。

 洞爺湖温泉の温泉、宿泊施設、飲食などを案内するマップ、洞爺湖周辺の観光スポット、夏観光、冬観光の楽しみ方が一目で分かる紹介コーナーも設けている。公共交通の案内のほか、タクシー利用による料金も掲載。各施設の連絡先、ホームページアドレスも載せている。

 阿部さんは「観光協会の窓口で毎日外国人旅行者と接し、皆さんが何を求め、どこを訪ねたいか分かるようになった。新しい観光パンフレットにはそうしたニーズに応える情報を盛り込んだ」と話している。




 英語版2万部、中国語版1万部、韓国語版1万部を印刷。同協会と洞爺湖周辺の各施設に置くほか、海外プロモーションの配布資料としても活用する。

【写真=英語、中国語、韓国語版の観光パンフレットを作った】 

室蘭民報 - 2006/12/23

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土曜日

登別温泉のホテル・旅館ー4、5日はまだ余裕が

 登別観光協会がまとめた登別温泉のホテル、旅館の年末年始(30日?1月6日)の宿泊予約状況は、31日、1月1日は満館、ほぼ満館状態。後半はまだ余裕のある所があるが、例年直前にはいっぱいとなるケースが多く、「予約はお早めに」と話している。

 登別温泉は、31日は満館、1日もほぼ満館状態。今回は10連休というところもあり、「休みが長い分、だらだらと入ってきている感じ」(同)だが、30、4、5日もかなり混んできている。4、5日は正月を避けて、という人が多いようだ。

 ホテル・旅館ではこの時季、正月用の特別料理で新年を華やかに彩るほか、各種イベントも実施。第一滝本館は宿泊者を対象とした取り組みとして、おおみそか、元日、2日の3日間は「北海いでゆ太鼓」による勇壮な太鼓ショーが繰り広げられるほか、元日、2日がおとそ、薄茶サービス、獅子舞などが行われる。元日、2日の初売りでは3000円買い上げで先着2000人にエトの根付けがプレゼントされる。祝いの宿・登別グランドホテルでも31日深夜にカウントダウンショーとしてマジックを楽しんでもらうほか、元日はマジック、子供もちつき大会、漫談、お茶会、アレンジメントフラワー、おとそ・たる酒のサービス、ビンゴゲーム大会(1枚1000円)、2日は同大会(同)、また正月の遊びコーナーも用意。宿泊者向けの楽しい趣向を凝らしている。

 「予約は年々遅くなって、直前組も増えているが、最終的にはほぼ満館となるのでは」(同)と見ており、「ギリギリだと泊まれなくなるので、予約は早めにどうぞ。温泉に入って、新たな気持ちで新年を」と話している。

室蘭民報 - 2006/12/23

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木曜日

日帰り入浴客80万人を突破-枝幸の温泉宿泊施設

枝幸町の温泉宿泊施設「ホテルニュー幸林」の日帰り入浴客数が十五日、延べ八十万人を突破し、八十万人目と前後の入場者に記念品が贈られた。

 ニュー幸林は一九九七年四月、旧「幸林荘」を増改築してオープン。サウナを備えた温泉大浴場や、宿泊客に毛ガニ一匹ずつがつく夕食が町内外の人気を集めている。

 日帰り入浴客は二○○三年三月、延べ五十万人の大台を超えた。一日平均二百?二百五十人の日帰り入浴客が訪れている。

 八十万人目となったのは町北幸町の会社員工藤芳道さん(57)で、二十三枚つづりの入浴回数券二冊(二万円相当)が贈呈された。

 また、工藤さんの前後に入場した町内の中村栄一さん(75)と斉藤静江さん(74)にも、入浴回数券一冊ずつが贈られた。(竹内博)

北海道新聞 - 2006/12/20

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ながぬま温泉などで販売-桃色どぶろく 長沼・阪農場で新発売

 【長沼】自家生産米でどぶろくを製造、販売している町内西二線北一二の阪農場(阪正光(さかせいこう)社長)が、アルコール度数を抑えて飲みやすくした、ピンク色が特徴の新商品を売り出した。「どぶろくになじみのない人や女性にも楽しんでもらいたい」とPRしている。

 阪農場は「一魂(いっこん)」の銘柄で、すでに「普通」「甘口」「もち米」の三種類を販売している。新商品は発酵させると、ピンク色になる特別な酵母で作った「桃色タイプ」で、アルコール度数は「普通」が13%なのに対し5%と低く、甘酸っぱさが特徴。「アルコール分は十分あり、大人用の甘酒といった感じです」と阪さん。結婚式などのお祝い用に購入していく客が多いという。

 価格は四種類とも七百二十ミリリットル入り千三百円、二百ミリリットル入り三百八十円。Aコープながぬま店、ながぬま温泉などで販売している。

 これに併せ、化粧箱に入った贈答用セットも売り出した。二本入り三千円、三本入り四千三百円。問い合わせは阪農場(電)0123・89・2026へ。

 長沼町は国の構造改革特区で「どぶろく特区」に認定され、阪さんらコメ農家三人が今年六月に免許を取り、それぞれ独自のどぶろくを作り、夏ごろから売り出している。(荒木太郎)

北海道新聞 - 2006/12/20

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支笏湖丸駒温泉が温泉100選入り

支笏湖丸駒温泉旅館(佐々木金治郎社長)が、観光経済新聞(本社東京)の第20回にっぽんの温泉100選と、2006年度人気温泉旅館ホテル250選にランクインした。250選は5回目の選定。五つ星旅館にも認定された。
 温泉100選は、消費者に支持される温泉地を探ることを目的に、旅行会社などの社員らが選ぶ温泉地ランキング。250選は、同時に行っている人気投票。
 丸駒温泉は、100選に昨年初めてランクイン(83位)。今年は96位に後退したものの、2年連続の入選を果たした。順位を付けていない250選には通算で5回目。
 100選は草津温泉(群馬県)が4年連続して1位。道内では登別温泉が3位になるなど10温泉、250選には20施設が選定され、支笏湖丸駒旅館を含め11施設が五つ星旅館として認定された。
 選定の理由は、まだ公表されていないが、温泉の質、形態、自然環境などが旅行のプロからトータルで評価された模様。丸駒旅館は「ここ数年、社内で温泉は単なる観光施設ではなく、体を治したり、心を癒やしたりするもの、という議論を深めてきた。100選、250選の認定は名誉であり、大変うれしい」と話している。来年1月26日に東京で認定証の授与式が予定されている。

苫小牧民報 - 2006年12月18日

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月曜日

中標津保養所温泉旅館の牛乳ラーメン登場/北海道中標津町【北海道】

北海道中標津町の飲食店11店が、地元産牛乳をスープに使ったラーメンを「中標津ミルキーラーメン」と名付けて販売、人気を集めている。ブランド化には、町内のJAや飲食業の団体で、「ラーメン1杯に中標津産牛乳を100cc以上使う」などの条件を設けた。さらに各ラーメン店も味に独自のアイデアを盛り込み、牛乳の地産地消に貢献している。
 
 中標津ミルキーラーメンは、同町飲食業連合会や、町、JA中標津、JA計根別などが8月に発足させた製作委員会が企画。条件として1.名前はすべて「中標津ミルキーラーメン」とする 2.めんつゆに100cc以上の中標津産牛乳を使う 3.味は各店の持ち味を出すため自由 4.価格は1000円以内??などを決めた。
 
 例えば、中標津保養所温泉旅館のミルキーラーメンは、しょうゆ味をベースにカレー風味。町内の中華料理店「龍鳳」のミルキーラーメンは、マイルドなみそ味でラー油の辛味が味を引き締める??といった具合。決められた条件の中で、店ごとに特色を出している。
 
 中標津ミルキーラーメンを出す店には、「がんばれ! 酪農王国中標津 ミルキーはマチの味」「中標津ミルキーラーメン大作戦」と書かれた垂れ幕やポスターも掲示。訪れる町民、観光客などから「牛乳のにおいが感じなくまろやかな味」と、人気を呼んでいる。

日本農業新聞 - 2006/12/18

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酒の中で泳ぐあざらしくん!?


さびしさの
 とけてながれてさかづきの
 酒となるころふりいでし雪

 と、まぁ、若山牧水のような風流心がないにしろ、師走ともなると、ワインでいうところのヌーボー、魚ならハシリに当たる日本酒の新酒をマダムの酌で粋にちびりと呑みながら、雪化粧した庭の松でも眺めていたいと思うものでありまして…と思うだけは思うんだけど、実際には季節におかまいなく生ビールや焼酎、泡盛をがぶがぶ呑んでいる今日このごろ。皆様の肝臓は健やかでございましょうか。

 さて、おいら。大昔、若かりし日は定山渓や登別のような巨大温泉街が大嫌いだったんよ。

 でも、これって、ものごとを「群」でしか見られていない浅薄な思考の証しなわけで、「個」で見られるように成長すると巨大温泉街にも愛すべき温泉宿があることに気づき、ホテルチェーンの中にさえも評価できる支配人や料理人がいることが見えてくるのでありまするね。

 これはリアルな個を見ずして特定の国を誹謗している愚昧な政治家や運動家にも当てはまるし、酒も同様と思うなり。

 某作家が国稀や小林酒造なんぞを認めつつ、いわゆる有名酒蔵の酒はすべからくまずいと断じるのを耳にして、あー個で見られてないなぁ、と彼女の偏狭さを憂えたことがあるのです。

 有名酒蔵だって頑張ってるもんね。というわけで、旭川に行った折、ついつい足を向けてしまうのが8年前にオープンした合同酒精の直営売店&レストラン「大雪乃蔵」なのです。

 まず、ここ。館内に足を踏み入れると、小川東洲氏の迫力ある書がどどーんと目に飛び込んできて、毎度見ほれてしまうんよ。ロビーの一角が市民ギャラリーとして開放されているのも地域密着型でいい感じだしね。

 酒蔵らしく、酒づくり見学コースや試飲もできる売店もあるし、喫茶店やレストランもあるんだけど、このレストランの水が旨いのです。さすが酒蔵。夜の懐石料理が3150円からというリーズナブルさも好評で、7割近くがリピーターというのもうなずける味なり。

 スタッフは全部で25人。度重なる撮り直しにも快く応じてくれた吉田支配人(39)も含め旭川出身が大半ってのもいいよね。しかも、吉田支配人、以前は仕込みの職人だったので、説明もわかりやすいのです。

 で、見つけてしまったのだ。

 ここでしか買えないオリジナル商品を中心に置いてある売店で、あざらしくんを見つけてしまったのです。酒瓶の中で泳ぐあざらしくん。おまえ、なんてうらやましいことをしているのだ。きゃはは。かわいいなり。(北海道いい旅研究室 編集長 舘浦 海豹)

《大雪乃蔵》 旭川市南6条通19丁目2182?103 営業時間/売店は朝10時半?夜8時/レストランは昼11時半?2時半と夕方5時?9時半(月曜定休) 電話0166・39・3788

<筆者紹介>
 舘浦 海豹(たてうら あざらし) エッセイスト。旅と温泉の本「北海道いい旅研究室」編集長。道内各地を足で回った温泉への豊富な知識と、正直で辛口の批評が人気。小樽出身。43歳。

朝日新聞 - 2006/12/18

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糠平温泉GSで女子は清沢初V 男子は土井3位 アルペンスキー 【写真】


【上士幌】アルペンスキーの第9回糠平温泉GS大会最終日は17日、十勝管内上士幌町の糠平温泉スキー場で男女大回転を行った。女子は清沢恵美子(アルビレックス新潟、歌志内高出)が合計タイム2分6秒08で初優勝した。前日優勝の安田かずみ(専大、歌志内高出)は4位。男子は渡辺靖彦(アルビレックス新潟)が1分58秒96で初優勝。道内勢では土井俊幸(サンミリオンク?道東海大)の3位が最高だった。前日のレースを制した北野文也(道東海大)は2回目にラップタイムを出したが7位に終わった。

<写真:荒れたコースをものともせずに逆転優勝した清沢の2回目の滑り>

北海道新聞 - 2006/12/18

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日曜日

来年1月26日に支笏湖温泉で開幕する2007千歳・支笏湖氷濤まつり


来年1月26日に支笏湖温泉で開幕する2007千歳・支笏湖氷濤まつり(支笏湖まつり実行委員会主催)の会場で、骨組みに氷を張り付ける散水作業が始まった。
 今回のまつり準備は、11月28日に安全祈願祭を行って本格的にスタート。例年通り数々の氷像が会場を埋める計画だが、木材や鉄パイプを使っての骨組みは7割から8割が完成している。
 湖の水をくみ上げ、特製のノズルで霧状にして吹き付ける散水作業も始まった。例年よりも冷え込みが緩やかで、作業は若干遅れているというものの、ウエルカムゲートなどの基部には早くも白いレースのような氷が張り付いている。「シバレが続けば、氷は一気に出来る」と言い、会場に泊り込み、夜を徹しての散水作業も間もなく始まる。

【写真】寒さの中で散水作業も始まった

苫小牧民報 - 2006/12/16

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「エンマ様ご苦労様」登別温泉で閻魔堂大掃除


登別市登別温泉町の極楽通り商店街振興組合(玉川裕史理事長)のメンバーが15日、メーン通りの巨大カラクリ山車・エンマ大王が安置されている閻魔(えんま)堂の年末大掃除を行った。「1年間、ご苦労さまでした」の感謝の思いを込め、丹念に汚れを落とした。

 立ち上がると6メートルになるエンマ様のカラクリ山車は、第30回の地獄まつりを記念して平成5年に登場。毎年夏の一大イベントに登場、慈悲と憤怒の形相が一瞬で変わり、毎回観光客の度肝を抜いている。普段はメーン通りの一画にある閻魔堂に安置。エンマ様は年中無休で働いており、夏は1日6回、冬は5回、地獄の審判を下し人気を集めている。

 この日はメンバー約10人が、特製の長いモップやホウキ、ぞうきんなどを使い、「お疲れさま」とばかり、ゴシゴシ。きれいさっぱりになって年末年始温泉街を訪れる観光客を迎えよう、と1年間たまったほこりなどをせっせと落としていた。

【写真=閻魔堂の1年の”アカ”を落とすメンバー】 

室蘭民報 - 2006/12/16

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防災緩衝地帯「洞爺湖温泉公園」の建設進む

洞爺湖町洞爺湖温泉西側Bゾーン(防災のための緩衝地帯)に設ける「洞爺湖温泉公園」の建設が進んでいる。都市計画公園として計画決定し、平成15年度からの5カ年で整備。ゾーン内の民家や事業所など支障となる物件の移転補償を含めた総事業費は約13億円を見込んでいる。

 洞爺湖温泉西側のBゾーンは、2000年噴火後に道が示した有珠山周辺土地利用区分で、防災のための広場や公園など緩衝緑地帯を設ける区域とされた。洞爺湖町は同方針に基づき、都市計画公園として整備し、地殻変動や噴石被害で居住できなくなった区域内住民の移転救済を図ることにした。

 整備面積は2・7ヘクタールで、このうち町有地の1・34ヘクタールを除く1・36ヘクタールを15?17年度で地権者から買い上げた。移転対象となった物件は1戸建て住宅やアパート、事業所、寺院など62件。すべての買収、撤去を終え、今年9月から本工事に着手した。補正後の本年度事業費は2億4800万円。

 園地造成に続き、25台収容の駐車場、入り口広場、ニュースポーツ広場、トイレなどを建設している。工期は来年3月までだが、年内に大半の工事を終える。

 来年度はメーンの多目的広場を造り、桜などを植樹して仕上げる。

 洞爺湖温泉街では、1977年噴火の時も、被災施設の跡地利用と火山灰の埋め立て地活用で、都市計画公園の「中央公園」「有珠山噴火記念公園」が造られている。

室蘭民報 - 2006年12月14日

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木曜日

登別温泉地獄谷などで、韓国テレビ局がロケ


韓国のテレビ局SBS制作ドラマ「塩の人形」(仮題)のロケが13日、登別温泉の地獄谷などで行われ、地元関係者もエキストラなどで協力した。

 「塩の人形」はSBS初の北海道舞台ドラマ。10年間連れ添った夫婦が、記念旅行で冬の北海道を訪れ、さまざまな人と出会いながら夫婦愛を見つめ直す物語。このドラマを通してカムバックしたファン・スジョンがヒロインを演じる。ロケ地は札幌、小樽、ルスツリゾート、登別などで、登別ではこの日、のぼりべつクマ牧場、地獄谷、登別マリンパークニクスなどで撮影が行われた。

 撮影には韓国側の監督、俳優、制作スタッフ、日本側の通訳など約80人が訪れた。登別観光協会では、登別温泉のPRになる?として関係者などがエキストラ役で協力。主人公の家族が地獄谷などで観光を楽しむ様子が撮られた。

 北海道での撮影は17日までの予定で、韓国での放送は来年1月上旬から開始。60分、全20話で、日本での放映は今のところ未定という。

【写真=地獄谷で行われた韓国テレビ局SBS制作ドラマの撮影風景】 

室蘭民報 - 2006/12/14

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「花粉疎開ツアー」本格展開 JTB北海道が上士幌で毎年

 JTB北海道(札幌)は、道外のスギ花粉症の人を、スギのない十勝管内上士幌町に招く「花粉症疎開ツアー」を来春以降、毎年実施することを決めた。今春の実証ツアーが好評だったことから商業化できると判断した。七日には、東京都内でシンポジウムを開き、同町の竹中貢町長もパネリストとして出席、ツアーへの参加を呼びかける。

 同ツアーは二○○五年に同町が、○六年にはJTBが実験的に行い、計十八人が参加。特に○五年は十人の定員に二百七十六人の応募が殺到、上士幌の名前が一躍高まった。参加者は花粉のない土地に来たことで体調に加え、精神的な面でも大きなリフレッシュ効果を得たという。

 JTB北海道は来年三月二十三?二十六日に三泊四日の日程でツアーを実施。ツアー料金は未定だが、定員は二十人で、同町糠平温泉での森林浴、専門医による問診などを組み合わせて相乗効果を狙う。

 都内のシンポジウムでは竹中町長が上士幌町でのツアーの詳細や、こうした取り組みを通しての交流や観光の可能性などを語る。


北海道新聞 - 2006/12/7

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水曜日

定山渓の生ごみ堆肥化 一般家庭でスタート 200世帯、試験的に 「エコ温泉」推進へ

札幌市が本年度から南区の定山渓温泉地区で取り組んでいる「生ごみ堆肥(たいひ)化モデル事業」で、ホテルなどの事業所系に続いて、一般家庭を対象にした生ごみ収集が一日から始まっている。二月末まで三カ月間を試行期間として結果を分析し、来年度からの「温泉街ぐるみの生ごみリサイクル」につなげていきたい考えだ。

 同事業は、地区内から出る生ごみを分別収集し、堆肥化して地元の農家などが野菜作りに使用。農家がつくった野菜を地元のホテルなどで提供し、安心な食材を売り物にして、定山渓を環境と健康に優しいエコ温泉に?という狙いがある。

 今年四月からホテルや病院などの「事業所系」で収集がスタートし、二十施設が参加している。

 今回の家庭からの収集には約二百世帯が参加。各世帯は市が配布した専用ごみバケツに生ごみを保管し、市の委託を受けた収集業者が週に一回収集する。市は試行期間内の生ごみ回収量は全体で七トンと想定。石狩市内の堆肥化施設に運んで約三トンの堆肥ができる見込みだ。冬場で野菜作りなどができないため、堆肥は参加者や町内会に配られる。

 市は来年三月に参加世帯にアンケートを実施。ごみ減量効果や、におい、選別にかかる時間、冬季ならではの問題点などを調べ、本格実施に向けて課題を検討する。来年度は収集対象の世帯を拡大して取り組む方針だ。(中村公美)

北海道新聞 - 2006/12/5

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雄大な岳峰サマッカリヌプリにひろがる「津別」(北海道)で初滑り!


北にオホーツク海、東に根室海峡を望み、連なる雄大な岳峰のひとつサマッカリヌプリにひろがるゲレンデ「津別」(北海道)。ここでは宿泊とリフト券をパックにしたお得な「津別スキープラン」を用意している。津別町の提携しているホテルや旅館、民宿(朝食、ディナー付き)の一泊の滞在と、ゲレンデ一日リフト券が大人8,000円、子ども5,500円で利用ができる。近くには千島火山帯の活動の結晶カルデラ地形をなした阿寒国立公園があり、阿寒一帯の生態系を観察できるから興味のある人は行ってみよう。温泉砂場には無料に開放された湯もあり、砂浜を掘ると温泉が湧き出てくる。厳寒の中の自分だけの露天風呂を堪能してみるのもいいぞ。

POP SNOW - 2006/12/5

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白金温泉 銀瑛荘


■温泉の声が聞こえてくるのだ

 たとえば料理人の世界。誰もが知っている、いわゆる有名ホテルの厨房に、料理長に次ぐ腕を持つ青年がいるんだけど、どうやら本人、まるでやる気がない様子。料理に対する考え方が料理長と合わないのですな。

 経営者にしてみても、いくら腕がよくても、やる気も協調性もない人間は組織に不要。辞めておくれ。あぁ、辞めたるよ。

 ってんで、アミーゴ。小さな小さな旅館に料理長として再就職。給料は下がり、労働時間は増えたのに、権限と責任感を与えられたことに気をよくして、実力を100%発揮する仕事ぶりで周囲に大好評なのでした。

 という具合に、経営者の考え方ひとつで、働き手の頑張り様は大きく変わるものでありまして、おれのこと、もっと上手に使えばまだまだ実力を発揮できるのに、ばかだよね、この会社は。と思いながら働いている若者も少なくないと思うのです。

 温泉だって同じこと。

 もし、温泉がしゃべれたら、あーあ、ばかだねぇ、循環なんかしちゃって。そんなことしたら、どんどん成分が酸化するのに。しかも汚れを取るために砂で濾過までしちゃってさ。だいたい、今度の湯守は湯抜き清掃を週に1度しかしないから、おいら、やる気ゼロなんだけどね。って、ちょっと待てよ。塩素入れるの? マジ? そんな劇薬入れられたら、健康のための温泉が人体に悪影響を与えちまうよ。そんなのいやだよぉ。
なんて声が聞こえそうなり。

 たとえば、白金温泉。某ホテルの内湯に入ったら、劣化して湯の色が変わっていたんよ。もちろん全然あったまらないし。温泉の長嘆が聞こえたなり。 一方、今回紹介する銀瑛荘。

 新湯の注ぎ口を湯中にすることで酸化を防いでいるし、何よりも、毎朝必ず湯抜き清掃をしているので、同じ源泉を使っている白金温泉のほかのホテルとはまるで別湯。マグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分と硫酸塩を豊富に含む濃厚な源泉(なんと、1キログラム中の成分総計は5272ミリグラム!)を極力損なうことなく使っているのです。

 あちこちにアンモナイトが据えられて遊び心が感じられる露天風呂に入り、たっぷりと汗をかいていると、温泉を生かすも殺すも人次第。温泉の良しあしを温泉街ひとくくりで語るなんざは無知なる証し。湯守の数だけ温泉があると心得ねばね。と再確認したのでありました。

 それにしても、ここ、清潔感が実に素晴らしいんよ。昭和39年に国鉄の保養所としてスタートしているので、建物の随所に歴史が感じられるんだけど、館内はぴっかぴか。建物の幸せそうな声も聞こえてきそうなり。(北海道いい旅研究室    編集長 舘浦 海豹)


朝日新聞 - 2006年12月3日

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マリモ冬ごもり 阿寒湖

阿寒湖温泉の阿寒湖(釧路市)のマリモ展示観察センターに展示されていた国の特別天然記念物マリモ104個が4日午前、越冬のため湖底に戻された。

 マリモ展示観察センターは阿寒湖に浮かぶチュウルイ島にあり、水槽で直径約5?25センチのマリモを展示、阿寒観光汽船の遊覧船が立ち寄る観光コースになっている。湖面が氷で閉ざされる冬期間は同センターが閉鎖されるため、毎年この時期から翌春まで、湖のマリモ生息地・チュウルイ湾で「冬ごもり」させている。

 この日は阿寒観光汽船社員が、鮮やかな緑色のマリモを入れたかご5個をボートに積み、チュウルイ湾まで移動。8月上旬にマリモが湖底から盗まれる事件があっただけに、マリモの安全を祈りながら、水深4メートルの湖底にそっと沈めた。



北海道新聞 - 2006年12月3日

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土曜日

札幌国際、キロロ、朝里川 3スキー場が連携 まず共通リフト券

札幌国際(札幌市)、キロロ(後志管内赤井川村)、朝里川温泉(小樽市)の3スキー場は、厳しさが続くウインタースポーツの“復活”を目指し、今冬から共通で使えるリフト券を導入、シーズン券購入者向けのサービスも始める。経営母体も山も違うスキー場の連携は珍しい試みで、来年度以降の循環バス運行も検討するなど、ニセコや富良野などと並ぶスキーエリアの形成を狙う。

 三スキー場はそれぞれ札幌市内から日帰り圏内にあり、車で行き来しやすい位置関係にある。連携は今冬から朝里川温泉スキー場を運営するホテル・リゾート運営のアンビックス(札幌)が、他の二スキー場に呼びかけて実現した。

 共通リフト券は三枚つづりで、札幌国際とキロロで五時間券、朝里川温泉では八時間券と引き換えられる。

 価格は一万円以内で検討しており、個々に買うより最大で二千円近く安くなる。十二月中には道内のコンビニエンスストアで販売を始める予定だ。

北海道新聞 - 2006/12/1

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木曜日

11日・原谷(日高町)ほ場で収穫祭


 北海道日高町の産品販売所「黒竹の里ぴかいち」が、人材派遣の(株)パソナに貸している原谷の農地で、11日午前10時30分から収穫祭を開く。同社員が福利厚生制度の一環として、試験的に9月から23アールの農地でダイコン、カブ、ソバなどを栽培。ぴかいち関係者が世話をして収穫時期を迎えた。遊休農地の解消や都市と農村の交流、企業には社員の福利厚生に役立つと期待されており、来年度から本格的実施を目指す。 収穫祭は同社の正社員20人、派遣社員30人、スタッフ8人などが参加し、ダイコンの収穫、水洗い、荷作りなどの農作業を体験する。昼食は、ぴかいちが用意した豚汁、おむすび、おでんなどを味わい、おでんには収穫したダイコンを使う。農作業に汗を流し、農村地域の景観を保全することで、社会貢献する喜びも体験する。 収穫祭終了後はA班(15人)が、ぴかいちの農産物加工所で漬け物、コンニャク作りを体験と試食。B班(35人)は、温泉館「みちしおの湯」に入り、海岸の散策、釣りなどを楽しむ。 ぴかいちとパソナは農地の利用で提携し、今年度は試験的に9月から実施した。ぴかいちが有料で土地を貸し出し、同社の社員が地元民と一緒に種まきなどを行う制度で、収穫までの管理もぴかいちが行った。 地元にとっては、ぴかいちや温泉館への誘客などの効果もあり、地域の活性化が期待できるため、好評なら来年度からは貸し出し面積を増やして、春から作付けを行う。

紀州新聞 - 2006/11/9

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水曜日

「あえるの湯」温泉疑惑 月内にも賠償請求 業者に3億4000万円 浦河町

北海道日高管内浦河町の入浴施設「あえるの湯」の温泉疑惑問題で、北海道日高管内浦河町は七日の町議会で、温泉掘削した札幌の業者を相手に約三億四千万円の損害賠償請求訴訟を今月中にも起こす意向を明らかにした。

 請求額は温泉掘削で支払った成功報酬額と、その後の温泉井戸の管理、補修費用の総額。

 北海道日高管内浦河町は掘削業者に成功報酬を支払う条件として水温とゆう出量を契約書に書き込んでいた。一九九九年に道立衛生研究所が行った温泉分析の結果は、条件に合致する内容だったが、町は実際は条件に見合う湯は出ていなかったと判断、業者が分析前に何らかの工作を行ったとの見方を示している。



北海道新聞 - 2006/11/7

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木曜日

阿寒湖温泉で宿泊客夕食は温泉街で 地域活性化へ「泊食分離」スタート


阿寒湖温泉で釧路市阿寒湖温泉で二十五日、旅館に泊まりながら、夕食は温泉街の飲食店で地元の食材などを味わってもらう「泊食分離」の取り組みが始まった。宿泊客に新たな「食」の楽しみを提供し、温泉街の活性化を目指す。

 国土交通省の社会実験の一環で、道内の阿寒湖温泉のほか、有馬温泉(神戸市)、秋保温泉(仙台市)など全国八カ所で実施。NPO法人「阿寒観光協会まちづくり推進機構」が、同省から委託を受けて実施する。阿寒ロイヤル観光チェーンの「御前水」と鶴雅グループの「花ゆう香」の宿泊客が対象で、平日のみ。

 宿泊客は、各ホテルで千三百五十円、二千五百五十円、四千二百五十円のミールクーポンのいずれかを購入し、阿寒湖のワカサギ天ぷらを提供する郷土料理店や釧路の魚介類を出す炉ばた焼き店、アイヌ料理専門店など、指定された温泉街の十軒の飲食店から自由に店を選ぶ仕組みだ。

 この日は、初日ということもあり数人の利用となったが、東京から訪れた女性(41)は「お店を選ぶ楽しみもあり、新しい発見もできました」と満足そうに話していた。十二月二十九日まで。

北海道新聞 2006年10月25日

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日曜日

温泉で笑いと活気 温泉街に再び 函館・湯の川オンパク開幕


温泉で函館市の湯の川温泉街を舞台に、多彩な体験イベントを連続開催する初の「はこだて湯の川オンパク」(実行委主催)が、二十一日開幕した。初日は「湯けむり寄席」「おかみの日本舞踊」などと銘打った、温泉街らしい七種類の行事が催され、盛況だった。

 オンパクは「温泉泊(博)覧会」の略で、客離れに悩むホテル経営者らが、大分県の別府温泉街からノウハウの提供を受け、企画した。温泉街の神社の社務所を会場にした寄席では、札幌在住の落語家桂枝光さん(47)らが道内の方言を交えた創作落語を披露。地元の主婦(31)は「神社の寄席も趣がある。湯の川が身近になった」と話した。

 十一月五日まで、エステや演奏会など五十四種類のプログラムが組まれている。予約制。問い合わせは実行委(電)0138・59・3789へ。

<写真:湯倉神社で行われた「湯けむり寄席」。温泉街に笑い声が響いた>


北海道新聞 - 2006年10月21日

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