日曜日

鬼ケ岩屋温泉(徳島県牟岐)、10月1日再オープン


鬼ケ岩屋温泉徳島県牟岐町)は1992年2月に町営としてオープンし、初年度は約5万5千人の入浴客がありましたが、1999年には約3万2千人に落ち込んで低迷していました。1995年度からは毎年、赤字経営となり、2006年度末での累積の赤字額は3900万円となってしまっていました。

鬼ケ岩屋温泉に指定管理者制度が導入され、10月1日から上善の湯・鬼ケ岩屋温泉として再オープンすることになりました。地元の食材をセールスポイントとしたレストランとこれまでの入浴料を値下げして集客を図り、4000万円近い累積赤字の早期の解消を目指す方針のようです。

鬼ケ岩屋温泉の指定管理者になった観光関連会社エモーションは、創作料理を目玉としてアワビやウニ、イセエビ、ハモなど徳島県の海で捕れた魚介類を使った和食や洋食のメニューにして、レストランを大幅に改装しました。予約制の個室と海賊料理などの網焼き専用の部屋を設け、ピアノやジャズの生演奏も取り入れるなどこだわりのレストランに生まれ変わります。1日30食限定のお手ごろなランチメニューも用意するそうです。

温泉の施設はこれまでと同じですが、入浴料を大人800円から600円に、小学生以下500円だったのを400円に値下げしました。20人以上の団体のお客様には1人700円を500円に引き下げして利用しやすくしています。パスポート券は1カ月間の6000円のものと3カ月間の15000円のものが用意されています。是非一度温泉と海賊料理をお楽しみになってみてください。

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土曜日

南足柄に初の温泉施設「おんりーゆー」 11月20日にオープン


温泉の掘削作業を進めている(株)足柄グリーンサービスが昨年9月より進めていた温泉掘削が成功し、神奈川県温泉地学研究所による温泉の分析結果などを発表しました。現在、11月20日に湯治施設「おんりーゆー」のオープンに向けて急ピッチで建設作業が行われています。

湯治施設おんりーゆーの源泉の深度は1500mに達し、温度は約74度です。神奈川県温泉地学研究所の分析では泉湯29・5度、1分間に57リットルの湯量、単純硫黄泉でアルカリ性の泉質、無職透明の温泉であることが確認されています。源泉名は「南足柄温泉」で療養泉分類では、神経痛、筋肉痛、冷え性、糖尿病、高血圧症などに効果があるとされています。

一日滞在型の湯治施設おんりーゆー」は、鉄筋コンクリート造2階建ての建物が3棟建設されてます。周辺の森林約1万平方メートルは落葉広樹林に囲まれ、温泉入浴や自然の癒しを通して健康増進を図ることをコンセプトとして掲げています。内風呂や露天風呂の他、車いすで浴槽脇まで行ける福祉の湯などで構成され、温泉湯量は、資源保護のため24時間平均で毎分4リットルに抑えられます。利用料金は中学生以上2800円、小学生など1000円が予定されています。料金を一度支払えば施設への出入りは自由で、周辺の散策や他の観光施設等へ出かけることも可能となる予定です。

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日曜日

岳温泉(福島県)あだたらツーデーウオーク


岳温泉(福島県)で日本・温泉と健康ウオーキング公認大会の「第3回岳温泉あだたらツーデーウオーク」が9月15日に福島県二本松市岳温泉で開幕しました。期間は15日から17日までの3日間で、安達太良山麓の自然を歩くイベントです。全国から集まった約300人のウオーカーがさわやかな汗を流します。このウオーキングイベントは各地のウオーキングイベントを転々と渡り歩く方々が結構いるんです。

岳温泉あだたらツーデーウオークは日本ウオーキング協会の主催で、昨年に続き全国7カ所の開催地の一つに選ばれています。初日のコースはあだたら体育館をスタートして安達ケ原ふるさと村がゴールの国指定史跡の霞ケ城など名所が織り込まれた「にほんまつ歴史浪漫コース」の10キロ、20キロ、30キロの3コースを歩き、城下町の歴史を味わっていただくコースになっています。16日はあだたら体育館をスタートとゴールの「あだたら高原コース」で5キロ、10キロ、20キロの3コースです。17日は安達太良山頂を目指す往復5キロの「安達太良山トレッキング」コースが設定されています。

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木曜日

日帰り温泉 カルデラ温泉館(山形県大蔵村)


温泉で山形県の中央部に位置する大蔵村というところに名湯といわれている肘折温泉があります。温泉の歴史はとても古くて、1200年ほど前の平城天皇の時代からといわれています。肘折温泉は湯が骨折や傷に効能があることから肘折の名前が付いたといわれています。古くから癒やし温泉として近郷の人々から湯治場として利用されてきました。肘折温泉は共同風呂が数軒と旅館が27軒あり、そぞろ歩きが楽しめる温泉街がありますが、歩いて15分ほど奥にいくと黄金温泉があります。 黄金温泉は明和年間(1764?1780年)に大蔵鉱山(金山)が発見された時に開湯しています。ここに傷やリウマチ、婦人病に効能があるといわれている日帰り温泉の「カルデラ温泉館」があります。苦水川のほとりに立つ村の温泉施設で、遠くから眺める八角形の屋根が目印です。男女別に内湯と露天風呂があり、緑色がかった源泉です。浴室の内装はガラスと木を組み合わせたレトロ調ですし、炭酸泉の飲泉場もあり飲むこともできます。 炭酸泉は胃酸を中和し、胆汁分泌を促して、胃腸や肝臓、すい臓の働きを活発にするといわれています。 炭酸泉は炭酸ガスが無数の細かい泡となって血行を良くしてくれる効能もあります。 源泉に入り、炭酸泉を飲んで、瞑想室でリラックスし、談話室でおいしい地そばをいただいて心身ともにリフレッシュできます。

場所:山形県最上郡大蔵村大字南山2127?79
温泉名:黄金温泉 カルデラ温泉館
泉質:塩化物泉、炭酸水素塩泉、炭酸泉
休館日:毎月第1・第3火曜日
交通:JR新庄駅から肘折温泉行きバスで60分、終点下車、徒歩15分
問い合わせ:(電話)0233・76・2622 カルデラ温泉館

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