下呂温泉神社で湯の恵みに感謝の例祭
下呂温泉(岐阜県下呂市)にある下呂温泉神社の例祭が10月8日開かれ、観光関係者ら約160人が湯の恵みに感謝をささげていました。
恒例のかみしも姿の観光関係者らが街を練り歩く行列は雨で中止になってしまいましたが、旅館会館で神事をし、旅館組合の滝多賀男組合長らが玉ぐしをささげていました。若宮八幡神社の獅子舞と下呂市小坂町・津島神社の金蔵獅子、下呂温泉芸妓衆の舞踊も奉納され、会館前の白鷺橋では、紅白のおもちやお菓子を観光客らに配っていました。
下呂温泉神社は飛騨川沿いの下呂中心部の町を見守るように建てられています。1989年に下呂温泉の繁栄を祈願して温泉が末永く豊かに湧いて、利用客に加護があるようにとの願いを込めて建立されました。ご神体は、山形県・出羽三山の湯殿山神社から分霊を受けています。境内には温かいお手水が勢いよく流れていて、湯量豊富な下呂温泉のシンボルにもなっています。
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