月曜日

下呂温泉、黒川温泉、雄琴温泉など地域団体商標登録査定となった52件の特徴と課題

特許庁は10月27日、地域名と商品・サービス名を組み合わせた「地域団体商標」制度に関して、本年度4月に出願された374件のうち、以下の52件の商標に対し、商標登録査定が出願人に送達された。登録査定に対し登録料を納付することにより商標権が発生する(2006年10月28日「地域ブランドの商標登録の第一弾発表、52件に登録査定」参照)。

 都道府県別に見ると和歌山県の組合等から4月中に出願した7件については全件が登録査定された。その半面、京都は100件以上出願されたが、現在のところは8件しか登録査定されていない。

 今回登録された52件の特徴としては、「地域名+商品名」のシンプルな組み合わせが多いことがあげられる。審査の結果の是非が比較的問題にならないものから登録された模様。

 また、特定の産地でのみ生産されている商品の登録査定が多いことも特徴だ。逆に、広く知られている「地域名+商品名」からなる商標であっても、例えば「喜多方ラーメン」などのようにその地域を離れて日本全国で広く使用されているものの多くは、現在のところ登録査定には至っていない(拒絶になるか否かは現時点では明らかにされていない)。

 サービス(役務)の商標については、温泉に関するものとして下呂温泉黒川温泉雄琴温泉の3つと、鴨川納涼床の3件が登録査定されたのみ。越前おろしそばなどの飲食関係のサービスについては認可されていない。これは、例えば「越前おそしそば」であれば飲食店はおろしそば以外の提供もしており、消費者に誤認させる可能性もある。また、全国にそのサービスが流通するという性質のものではないため、商標登録を取る意義についても今後議論になりそうだ。

 なお、認定された団体は30日以内に登録料(1件6万6000円)を支払えば商標権を得られる。10月下旬までで約600件の出願があるが、特許庁は今回認めなかった分も含めて、追加資料を求めたりして順次審査していく。しかし、商標権を得たからといって、それで商品の知名度や売れ行きが好転するとは限らない。また、ニセモノ排除の法的処置には効力を発揮するが、そもそも品質や流通の管理がされなければ、ニセモノであることを特定することもできない。

 地域団体商標登録を受けた各地域の団体は、その登録商標で守られる商品又はサービスの品質や名声等をいかに維持・管理していくか、その名声等をいかに地域を活性化に結びつけるか等が課題となるだろう。


2006年10月28日

ブランド総合研究所 田中章雄、吉澤和希子

ブランド総合研究所 - 2006年10月27日

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金曜日

しみず温泉健康館(和歌山県・しみず温泉)


温泉で阪和道吉備ICを出て、しばらく県道22号線を高野・龍神方面へ走ると国道480号線と交わる。有田川に沿って二川温泉、二川ダムを過ぎると集落がある。対岸の高台に見える八角形の屋根の建物がしみず温泉健康館だ。

 建物はすべてスギとヒノキで造られ、内部もふんだんに木材を使っている。浴場は男女別に、マキの木の八角形の湯舟とサウナだけのシンプルなもの。

 泉質はナトリウム?塩化物・炭酸泉で無色、無臭。名湯の龍神温泉と泉質は似ているが、低温のため加温し、循環ろ過している。

 食事は隣接のあさぎりで。ふるさと定食(1300円)がおすすめ。シソの葉をこんにゃくに巻いた天ぷら、マグロとこんにゃくの刺し身が目玉。こんにゃくは清水の特産品で、腰と歯ごたえがあると評判だ。

 帰路は、有田川を3キロ下った先にある全国棚田100選のひとつ蘭島に立ち寄りたい。

旅ゅーん! - 2006年10月26日

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新温泉・海上地区伝承の「海上傘踊」中国へ


兵庫県新温泉町海上地区に伝わる町指定無形民俗文化財の「海上傘踊」が、十一月二十六日に中国・広東省で開かれる「第二回広東国際観光フェスティバル・友好都市の夕べ芸能祭」に兵庫県代表として招かれ、公演する。関係者は「日本の文化に興味を持ってもらえたら」と意気込んでいる。

 傘踊りは、山陰地方が大干ばつに見舞われた際、農民たちが雨を求めて祈願したことが始まりとされ、同地区には大正年間に伝わった。同地区では保存会(尾崎睦夫代表)を結成し、盆踊りなどで勇壮活発な踊りを披露している。

 フェスティバルは、日本をはじめ、米国、ドイツなど世界九カ国から約三千人が集まり、伝統芸能などを披露する省内最大級の国際観光文化イベント。同省の友好都市である兵庫県にも出演依頼があり、これまでにもフランスや台湾、中国・海南省で公演した経験を持つ同保存会が県代表として選ばれた。

 一行は三泊四日の日程で訪中。歓迎レセプションなどをこなした後、二十六日夕方から開かれる同芸能祭で約二十分間にわたって踊りを披露するという。

日本海新聞 - 2006年10月26日

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木曜日

万座温泉12月16日(土)営業開始予定(群馬)開業50年イベント盛りだくさん


温泉で針葉樹林などの豊かな自然に囲まれ、温泉郷に位置する「万座温泉」(群馬)はおかげさまで開業50年。今年はイベント盛りたくさんで楽しさがいっぱいだ。12月16日のオープン日はリフト券1,000円(大人・こども)をかわきりに、リフト券などが当たる抽選会を毎日開催。また「ふたりのゲレンデ」と称して営業終了後の2時間、ゲレンデを貸切で使用OK(利用料49,500円 一部日程除く)。その他クリスマスイベント、スキー大会、体験スノーシュー、フォトコンテストなど今シーズンの万座温泉は一味違うぞ。さらにリフト券で鬼押し園の入場料が半額(500円⇒250円)になるからスノー遊び以外でも楽しめるね。

POP SNOW-2006年10月25日

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阿寒湖温泉で宿泊客夕食は温泉街で 地域活性化へ「泊食分離」スタート


阿寒湖温泉で釧路市阿寒湖温泉で二十五日、旅館に泊まりながら、夕食は温泉街の飲食店で地元の食材などを味わってもらう「泊食分離」の取り組みが始まった。宿泊客に新たな「食」の楽しみを提供し、温泉街の活性化を目指す。

 国土交通省の社会実験の一環で、道内の阿寒湖温泉のほか、有馬温泉(神戸市)、秋保温泉(仙台市)など全国八カ所で実施。NPO法人「阿寒観光協会まちづくり推進機構」が、同省から委託を受けて実施する。阿寒ロイヤル観光チェーンの「御前水」と鶴雅グループの「花ゆう香」の宿泊客が対象で、平日のみ。

 宿泊客は、各ホテルで千三百五十円、二千五百五十円、四千二百五十円のミールクーポンのいずれかを購入し、阿寒湖のワカサギ天ぷらを提供する郷土料理店や釧路の魚介類を出す炉ばた焼き店、アイヌ料理専門店など、指定された温泉街の十軒の飲食店から自由に店を選ぶ仕組みだ。

 この日は、初日ということもあり数人の利用となったが、東京から訪れた女性(41)は「お店を選ぶ楽しみもあり、新しい発見もできました」と満足そうに話していた。十二月二十九日まで。

北海道新聞 2006年10月25日

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温泉の知識あれこれ、海辺と山の露天風呂

とくに高温多湿の屋内温泉浴室よりも、どちらかといえば露天風呂の方が、お湯の温度が低めで、頭寒足熱なのでここちよいでしょう。冬季の寒い地方の環境を避ければ、露天風呂は温泉の醍醐味が味わえます。

 海浜の温泉地は一般に天候は穏やかです。一日の気温の差は小さく過ごしやすい環境です。

 昼間は海から陸のほうへ風が吹いて、夜は反対に陸から海へ向かって吹きます。このように海浜では風が交代に吹くので空気の流通が行われていますから、空気は清浄です。海浜の露天風呂では、温泉浴と海の空気浴を共に楽しめます。海からの風は湿気や塩分を含みますが、花粉や塵もありません。ただし花粉アレルギーの人は、陸風の吹く夜は向きません。

 海浜の温泉地は緊張感から解放されてリラックスし、自律神経系が安定するので高齢者、高血圧者、更年期を迎える女性、ストレスが溜まって疲れている人、働き盛りの人たちの休養に向いた場所といえます。

 山の温泉地は、100メートル高くなるにしたがって0.6℃気温が下がります。気圧、湿度は、標高が上がるとともに減少します。

 海抜1000メートル以上の温泉地は、気温は6℃低下し気圧や酸素も12%ほど減るので、身体に対して刺激が強く、緊張度も高まります。したがって高齢者、高血圧の人、肺や心臓の弱い人には1000メートル以上の高山の温泉地、露天風呂は向きませんが、青少年者の鍛錬には向いています。

 また、夏季以外の季節は冷えるので露天風呂の入浴には温度差に注意が必要です。早朝、日没以降はとくに注意が肝要です。

 500?800メートルほどの高原、深い山間、湖畔での露天風呂の入浴は爽快な気分にしてくれます。雑念を捨て精神統一をしたいとき、緊張から解放されたいときには勧められます。

 また、樹葉に覆われた露天風呂もよいものです。樹葉のフィルターにより、やわらかい太陽光線が得られ、皮膚を強い紫外線から守ることができて温和な日光浴ができます。緑の色が豊富で心理的にも疲れが癒やされます。

 目を閉じ鳥のさえずり、風のささやき、水の音などを聴いたり、馥郁とした森の快適な香りをかいだりしながらの露天風呂入浴は、自然環境と温泉にどっぷりつかれて、この上もない至福のひと時です。

(2006年10月24日 読売新聞)

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月曜日

温泉施設来月開業 旧サンピア金ケ崎

温泉施設で岩手県金ケ崎町永栄上宿の保養宿泊施設「みどりの郷」(旧ニューサンピア金ケ崎)の温泉施設「みちのく城址(じょうし)温泉」が完成し19日、オープンレセプションが行われた。同町内の温泉は4カ所目。11月1日に営業開始する。

 工事関係者ら約100人が出席。木村忠弘社長は「温泉中心の特色ある施設とするべく大改修した。地域活性化の一助となるよう社員とともに頑張りたい」とあいさつした。

 温泉施設は鉄骨平屋約1500平方メートル。既存の事務室などを増改築し、レジャープール周辺は緑と水辺に親しむ「癒しの広場」として整備した。内湯のほか露天、サウナ、女性専用の岩盤浴施設を設けた。岩盤浴は、県内で初めて「ラジウム温泉温浴発生装置」を設置。温泉を霧状にして散布し、岩盤浴と併せて二重の効果があるという。

 源泉は昨年12月に掘り当てた。地下約1300メートル、泉温40・3度で湧出(ゆうしゅつ)量は毎分200リットル。慢性婦人病などに効果があるナトリウム塩化物泉。

岩手日報 - 2006年10月19日

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温泉、おろしそば堪能も29日に旧北陸線跡を歩こう

今庄から敦賀の旧北陸線跡を歩く「旧国鉄北陸線ウオーキング大会」が29日、福井県南越前町今庄、今庄総合事務所前広場を出発点に開かれる。現在のJR北陸線より西に走った旧国鉄線跡をたどりながら、昔の蒸気機関車の車窓とほぼ重なる最長30キロの秋の景色を楽しむ。

 旧国鉄線は、現在はほとんどが県道になっているが、赤れんがの山中トンネル(南越前町?敦賀市)など、蒸気機関車が通っていた40年以上前の姿をとどめている場所も多い。

 山中トンネル近くでは、元国鉄機関士数人が待ち受け、急こう配を上るため折り返しの線路を設けたスイッチバックの跡地などを説明。出発前には、ふれあい会館(事務所前広場)の写真展鑑賞もでき、蒸気機関車の走った姿を確認できる。

 実施するのは30キロ、22キロ、15キロ、9キロの4コース。いずれも午前8時集合、同9時に出発し、30キロコースは午後4時前後にJR敦賀駅に到着、解散する。ほかのコースは目的地に到達後、主催者運行のバスで総合事務所前へ。途中、温泉、おろしそばを堪能する。

 大会は、蒸気機関車の廃止40年を記念して始まり、ことしで4回目。参加費は30キロコースは500円、ほかの3コースは中学生以上1800円、小学生以下1300円。申し込みは、20日までに町今庄観光協会=電0778(45)0074=へ。


中日新聞 - 2006年10月18日

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湯田川温泉 目抜き通り「足湯」登場


温泉で鶴岡市の湯田川温泉に「足湯」が整備され、20日から利用が開始された。湯田川温泉では初めてで、観光客や地元住民の憩いの場として多くの人に利用されることを期待している。
 湯田川温泉観光協会(大塚勝夫会長)が温泉街の活性化につなげようと整備した。場所は温泉街の目抜き通りに面した共同浴場「正面湯」の向かい。

 旧七内旅館跡地の一角を利用した敷地(約33平方メートル)に広さ1・2メートル四方、深さ約30センチの湯船を設置した。旧七内旅館の建物に使用されていた梁(はり)や瓦(かわら)などを再利用して建てたあずまやを備え、周囲には玉砂利を敷くなどし、湯田川温泉街の風情にあわせた趣。

 プレオープンした19日はさっそく観光客などが“足休め”に訪れ、地元の人たちと談笑していた。奈良県から女性2人で訪れた観光客は「湯田川は足湯がないと思っていたので入れてうれしい。歩いた疲れも取れるし地元の人と語り合うのも楽しい」と話し、足湯でのんびりした時間を楽しんでいた。

荘内日報 - 2006年10月20日

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日曜日

乳がん術後 温泉行こっ!

「自然な」入浴着 貸し切りツアー 集団入浴
 乳がんの手術後も、傷跡を気にせず、温泉に入りたい。そんな女性たちの思いを受け止める取り組みが、少しずつ広がっている。手術跡が見えない「入浴着」のまま湯船につかる、患者同士で温泉を借り切る、一般利用者に交じって患者が一斉に大浴場に入る……。秋の旅行シーズン。全国で様々な動きが出ている。



 「ほら、自然な感じでしょう」。東京都練馬区の加藤ひとみさん(52)と、長野県上田市に住む姉の小林光恵さん(56)は、松本市内の温泉につかりながら、自分たちで開発した入浴着を見せてくれた。

 加藤さんは、1997年に乳がんで右乳房の全摘出手術を受け、好きな温泉に入るのを躊躇(ちゅうちょ)するようになった。子宮がんを経験した小林さんと、99年、乳がん患者用の下着メーカー「ブライトアイズ」を設立。患者仲間から「ブラジャーをつけたまま、お風呂に入れたらいいのにね」と言われたのを機に、同年、メッシュ生地で胸を包む入浴着を開発した。

 こだわりは、「最初から最後まで、傷跡を見せずに済むスタイル」。加藤さんによると、温泉でまず気になるのは、脱衣所で服を脱いだ瞬間の周囲の目。入浴着は、入浴後にタオルでふくとすぐに乾き、そのまま服を着られるようにした。

 加藤さん自身、以前は、深夜など人気のない時間帯を選び、タオルで傷跡を隠して背中も丸め、素早く湯船から上がっていた。入浴着を着けるようになり、「背筋が自然と伸び、大浴場の真ん中でお湯を楽しめるようになった。この感激は手放せない」と言う。

 入浴着は、着けたまませっけんで体を洗っても湯で流せば泡が取れる。信州大工学部の分析でもせっけんの成分がほとんど残らないことが確認されたため、長野県が2000年、公衆浴場での着用を認めるよう各保健所に通知。今年2月には、一般利用者の理解を求めるポスター1万枚を作り、県内の温泉などに配布した。全国旅館生活衛生同業組合連合会(約2万3000軒)でも、この入浴着を紹介している。

 これまでに約8000枚(1着4200円)が売れ、「今週の温泉行きに間に合いました」「孫と一緒に入れます」といった、うれしい声が届く。



 一方、乳がんの手術体験者対象の貸し切り温泉ツアーを企画したのは、福岡市の乳腺外科医、高木博美さん(46)。「温泉に入りたいけど入れない」という患者らの声を受け、今春、旅行会社に掛け合い、自身が添乗員となって、参加者の相談などに乗るツアーを実現させた。11月にも、大分や熊本の温泉地へのツアーを予定する。

 高木さんは「手術を終えて元気になったのに、好きな温泉に入れないのは、しのびない。同じ思いを抱えた仲間で安心してお湯につかり、心身ともにリラックスしてもらえれば医師としてもうれしい」と話す。



 「本当は、一般の人と同じ空間で温泉を楽しめる社会であってほしい」

 そう訴えるのは、乳がん手術の体験者でもある評論家の俵萠子さん(75)。01年に「1・2の3で温泉に入る会」(約350人)を結成し、がん体験者の女性たちが集団で、各地の温泉の大浴場に入る試みを続けている。今月末には、山形県の温泉で全国大会を開く。

 仲間と一緒でも、見知らぬ一般利用者に手術跡を見せるのは勇気が要る。俵さんは「人目を気にする弱い自分と、がん患者を特別扱いする社会の壁の両方を打ち破りたい。そんな気持ちを込め、活動を続けたい」と語る。

(2006年10月21日 読売新聞)

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温泉で笑いと活気 温泉街に再び 函館・湯の川オンパク開幕


温泉で函館市の湯の川温泉街を舞台に、多彩な体験イベントを連続開催する初の「はこだて湯の川オンパク」(実行委主催)が、二十一日開幕した。初日は「湯けむり寄席」「おかみの日本舞踊」などと銘打った、温泉街らしい七種類の行事が催され、盛況だった。

 オンパクは「温泉泊(博)覧会」の略で、客離れに悩むホテル経営者らが、大分県の別府温泉街からノウハウの提供を受け、企画した。温泉街の神社の社務所を会場にした寄席では、札幌在住の落語家桂枝光さん(47)らが道内の方言を交えた創作落語を披露。地元の主婦(31)は「神社の寄席も趣がある。湯の川が身近になった」と話した。

 十一月五日まで、エステや演奏会など五十四種類のプログラムが組まれている。予約制。問い合わせは実行委(電)0138・59・3789へ。

<写真:湯倉神社で行われた「湯けむり寄席」。温泉街に笑い声が響いた>


北海道新聞 - 2006年10月21日

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金曜日

岳温泉で「引き湯公園」の起工式

温泉で二本松市の岳温泉が復興100周年記念事業として整備する「岳温泉引き湯公園」の起工式は19日、同温泉の温泉神社裏の現地で行われた。

11月28日の復興100周年記念式典に合わせて完成させる。

標高1500?付近でわく天然の岳温泉のお湯が、各温泉旅館に届く前の様子を見学できる小屋を造成し、温泉を引く道具などを展示して旅行客らに楽しんでもらうミニ公園にする。

引き湯小屋はガラス張りにし、お湯が流れる様子が目で楽しめるようにする。

福島放送

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木曜日

草津温泉、万座温泉の温泉旅館宿泊客数 好調

「温泉県」危うし?。宿泊客数が年間十万人超の温泉地を八カ所抱える群馬県だが、宿泊客数は二十年前と比べて約13%減っていることが、群馬銀行のシンクタンク「群馬経済研究所」の調査で分かった。全国では22%増加しており、群馬県内温泉地の苦しい現状が浮き彫りになった。 (石屋法道)

 群馬経済研究所のリポート「県内主要温泉地の現状と温泉旅館経営の今後」によると、二〇〇四年度の県内の宿泊客数は約六百九万人で全国六位。しかし、県内八大温泉地のうち、二十年前と比較して宿泊客数が増加しているのは草津温泉と万座温泉のみ。ほかはすべて減少している。

 〇四年度の宿泊客数は、一九八四年度比で、県内トップの草津温泉が18%増加し百八十万人台。万座温泉も39%増え、三十八万人と好調だった。一方で、老神、猿ケ京、磯部、水上の各温泉の下落率は30?40%台。伊香保と四万の両温泉も10%以上減っており、明暗がはっきり分かれた。

 宿泊施設の規模でみると、九〇年度から二〇〇四年度の稼働率の下げ幅が、大型旅館(客室百室以上)で10・7%、中型(同三十一?九十九室)で6・9%、小型(同三十室以下)で3・7%。

 客単価も一九九〇年度にはわずかな差しかなかったが、二〇〇四年度では大型一万八千七百円、中型二万三百円、小型二万四千三百円と、小型旅館が圧倒的に優位となっている。

 同研究所は「小型旅館が富裕層の個人客を確保して値崩れを防いだのに対し、大型旅館は団体客が減り、固定費カバーのため安売りを余儀なくされた」と分析している。

 ただ、二〇〇〇年度ごろからは全体的に緩やかな回復基調で、客単価も〇三年度以降は下げ止まり。同研究所によると、消費者の温泉需要は向上しており、「自社の規模と魅力を把握し、独自のアピールポイントを開発することが生き残りの鍵」とアドバイスしている。

中日新聞 - 2006年10月16日

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水曜日

湯屋温泉の夜市好評 商店主ら企画、今月いっぱい


温泉で下呂市小坂町湯屋の湯屋温泉で土曜日ごとに夜市が開かれ、旅館の宿泊客や地元の人たちでにぎわっている。開催は今月いっぱいで、売上金は地元の小学校に寄付する。夜市を企画した有志らは「今年はあと2回だが、来年以降も地域おこしのイベントとして続けていきたい」と力が入っている。

 「地域のために何でもやってやろう」との思いから、同地区の商店主ら約10人がボランティア組織「やろまい会」を結成し、8月からスタートさせた。10年ほど前には、同じ土曜の夜に、近くの神社で直売市が開かれていたという。

 湯屋温泉飲泉場そばの広場で、地元産の新鮮な野菜やキノコ、みそなどを安く販売。温泉の宿泊客がゆっくりくつろげるようテーブルやイスも用意され、鉱泉がゆをふるまうサービスも。14日夜には、愛知県からの宿泊客がグループで訪れ、買い物や地元の人との交流を楽しんだ。

 売上金は、11月26日に地元の湯屋小学校で開かれる「親子ふれあいもちつき大会」の場で、学校側に手渡される予定。清原哲也会長は「雨が降ってもテントを張って続けてきた。お客さんも増えているし、イベントとして定着させたい」と話していた。夜市は21日と28日、午後7時から9時半ごろまで開かれる。

 (福本雅則)

中日新聞

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火曜日

しまばら温泉不知火まつりで行列や踊り披露 


温泉で島原市の秋を彩る第二十七回しまばら温泉不知火まつり(同まつり振興会主催)は十五日、市中パレードなど各種行事が市街地一帯で繰り広げられ、市民や観光客でにぎわった。

 パレードは、市内の企業、官公庁、各種団体、幼稚園や学校関係など三十三団体・約千九百人が参加。幼稚園児らのかわいい踊りや演奏、島原先踊り保存会の息の合った踊り、ミス島原を乗せた人力車の走行、天草四郎や遣欧使節に扮(ふん)する中学生のキリシタン行列、和装女性の華やかな舞踊、企業や団体をPRする造形物を乗せた山車などが沿道の見物客を喜ばせた。

 市中心部のアーケードでは、しまばらガマダス阿波踊り大会があり、市内外の愛好グループがにぎやかに踊って歩き、祭りムードを高めた。島原城では音楽バンドのライブ演奏、物産市、ビンゴゲーム大会があり、来場者を楽しませた。

 天草四郎役で馬に乗ってパレードした島原市立第一中三年の村上貴之君(14)は「緊張しましたが、めったにできない貴重な経験です」と話していた。

長崎新聞

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月曜日

和倉温泉の夜 歩いてみよう

温泉地で青林寺ライトアップ
ろうそくやライトで境内や竹林が照らされた青林寺=七尾市の和倉温泉で
 夜の名所にと、七尾市和倉温泉観光協会(小田禎彦会長)などが、地元の曹洞宗・青林寺の夜間ライトアップを始めた。散策道(約五百メートル)が走る裏山の竹林も光を浴びて浮かび上がり、秋らしい情緒が十一月末まで楽しめる。

 気軽にそぞろ歩きのできる場所をと、協会と温泉旅館協同組合(大井徳秀理事長)が初めて企画した。東京都のライティングデザイナー川村和広さんに依頼し、参道と散策道に七尾特産の和ろうそくを使ったあんどんやランプなど照明約八十基を配置した。

 点灯は十月中無休で、十一月は毎週金、土、日曜のそれぞれ午後七時から午後十時。十月の毎週土、日曜には同寺で午後八時から胡弓の演奏会(抹茶つきで入場料千円)が開かれる。問い合わせは同観光協会=電話0767(62)1555=へ。 (横山大輔)

北陸中日新聞

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日曜日

新穂高温泉の公共露天風呂で紅葉の試験点灯

温泉地の高山市奥飛騨温泉郷の新穂高温泉にある公共露天風呂「新穂高の湯」で13日夜、紅葉した木々をライトアップするイベントの試験点灯があった。

 展望遊歩道橋を挟んで大小30基のハロゲンランプを蒲田川沿いに設置。色づき始めたモミジやナナカマドが幻想的に浮かび上がった。露天風呂につかった観光客らはのんびりと秋の風情を楽しんだ。

 ライトアップは新穂高温泉観光協会が主催。本番は15日から25日までの午後5時から10時半まで。期間中、隣接する資料館「奥飛騨さぼう塾」の敷地内で「夫婦獅子」など郷土芸能が披露され、白菜やリンゴが並ぶ夜市も開かれる。

 また、ライトアップ期間中は、奥飛騨温泉郷の平湯温泉から会場まで無料のシャトルバスが運行される。

 (南拡大朗)
北陸中日新聞 - 2006年10月13日

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