月曜日

龍神温泉で湯めぐり札を発売


龍神温泉をはじめ、和歌山県田辺市龍神村内の温泉に入浴できる湯めぐり札が発売された。

日高川上流の龍神村は、日本三美人の湯の一つとして名高い龍神温泉をはじめ、小又川温泉、丹生ノ川温泉が湧く湯処だ。

今回発売された龍神温泉湯めぐり札は、龍神村内の旅館・ホテル・民宿の宿泊者が購入できるもので、札を持参すると、村内9施設の内3か所の温泉に入浴可能というもの。入浴できるのは「下御殿」「ホテル美人亭」「民宿切林」「季楽里龍神」「旅館さかい」「旅館有軒屋」「丹生ヤマセミ温泉館」「深山荘」「龍神温泉元湯」で、元湯以外の8施設で販売している。湯めぐりとともに龍神の豊かな自然も楽しみたい。

地図

TEXT:山口

マップルネット - 2007/2/19

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火曜日

昨年の宿泊客 11%増 白浜温泉旅館組合


白浜町の白浜温泉旅館協同組合に加盟する旅館・ホテル25施設の2006年の宿泊客数が、05年より11・1%(10万6999人)増え108万270人となった。

増えた要因について小竹幸理事長は「閉館していた宿泊施設が営業を再開したほか、既存施設もそれぞれの特徴を発揮して頑張った」と話している。 

組合によると、05年10月に閉館したホテル千畳が、湯快リゾートホテル千畳として06年2月に営業を再開した。

06年9月に閉館した白浜御苑も、12月下旬から湯快リゾート白浜御苑として営業している。 資金が集まらず各地で中止が相次いだ夏の花火大会を、白浜では継続できたことや、誘客目的のイベント「熊野水軍埋蔵金探し」が定着したことも宿泊客数を押し上げた、とみている。 

しかし、05年はもともと愛知万博や旅館の閉館などの影響で約97万3000人と、22年ぶりに100万人の大台を割り込んでいた。

04年と比較すると、06年は4万6000人増。このため「低価格の宿泊料金を打ち出す施設が増えている。施設の特徴をいかにアピールしていくか大きな課題。状況は相変わらず厳しい」と指摘する宿泊施設が少なくない。 

小竹理事長は「株価が上がっているので、今年は景気が少し上向くとみている。心を一つにして白浜を盛り上げていきたい」と話している。 

旅館組合の統計によると、ここ30年の年間宿泊客数は、最低が1983年の約94万人、最高は96年の約119万人。大半が100万人台で、比較的安定して推移している。

紀伊民報 - 2007/1/29

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水曜日

「美しきかな熊野古道」

週末、久しぶりに熊野古道を歩いた。暑くもなく寒くもなし。好天に恵まれ、快適な山歩きだった。

 ▽スタートは田辺市中辺路町の小広峠。そこから草鞋峠、岩神峠と山坂を上っては下り、下っては上る。汗が噴き出してきたころには、心地よい渓流沿いの小道。おぎん地蔵から蛇形地蔵をたどり、湯川王子からもうひと上りすると、三越峠。雄大な眺望が広がる。

 ▽ここで昼食を取り、スギとヒノキの人工林の中を一気に下って船玉神社へ。そこから再度赤木越えの急坂を上って汗をかき、ゴールは本宮町の湯の峰温泉。およそ6時間の行程である。

 ▽とりつかれたように熊野古道を歩き始めて10年になる。当初は3日歩いても、古道を歩く人と出会うことはなかった。それがいまでは大違い。世界遺産になった効果だろうか。途中、幾組ものグループに出会い、追い越し、追い越された。

 ▽古道沿いの人工林も年輪を加えた。間伐が進んで、見違えるように美しくなった林がある。一方で、手入れがされないまま放置され、昼間でも真っ暗な林がある。山の姿も、地域の人々の暮らしを映しているようだ。

 ▽サカキやシキミなどの常緑樹に混じって、クロモジの黄色い葉っぱが彩りを添えている。カエデは紅葉を始め、尾根筋の道端には青紫のリンドウの花が咲いている。秋の山は天然色である。

 ▽こういう景観が、たった半日の山歩きで堪能できる。熊野は本当に美しい国である。(石)



紀伊民報 - 2006/11/7

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金曜日

しみず温泉健康館(和歌山県・しみず温泉)


温泉で阪和道吉備ICを出て、しばらく県道22号線を高野・龍神方面へ走ると国道480号線と交わる。有田川に沿って二川温泉、二川ダムを過ぎると集落がある。対岸の高台に見える八角形の屋根の建物がしみず温泉健康館だ。

 建物はすべてスギとヒノキで造られ、内部もふんだんに木材を使っている。浴場は男女別に、マキの木の八角形の湯舟とサウナだけのシンプルなもの。

 泉質はナトリウム?塩化物・炭酸泉で無色、無臭。名湯の龍神温泉と泉質は似ているが、低温のため加温し、循環ろ過している。

 食事は隣接のあさぎりで。ふるさと定食(1300円)がおすすめ。シソの葉をこんにゃくに巻いた天ぷら、マグロとこんにゃくの刺し身が目玉。こんにゃくは清水の特産品で、腰と歯ごたえがあると評判だ。

 帰路は、有田川を3キロ下った先にある全国棚田100選のひとつ蘭島に立ち寄りたい。

旅ゅーん! - 2006年10月26日

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