月曜日

温泉客おみやげに 「日本の名湯・嬉野」セット販売


 嬉野市の嬉野温泉観光協会は、家庭用入浴剤「日本の名湯・嬉野」を地域限定で発売した。嬉野温泉ツムラ日本の名湯シリーズに含まれており、土産物として黄金色でつるつるした湯ざわりを家庭でも楽しんでもらうことで、リピーターの拡大を目指す。


 嬉野温泉は昨秋に商品化され、同温泉を含むシリーズ全10種類入りのパック商品などが全国発売されている。今回、同温泉だけの入浴剤をツムラライフサイエンスと同協会で共同開発した。


 「嬉野」は、日本3大美肌の湯として知られる温泉と情緒ある温泉街をイメージし、ほのかなミカンの香りを配合している。肌荒れや腰痛などに効用があるという。


 入浴剤は温泉街の各旅館や観光案内所、交流センターなどで販売し、1セット(5袋入り)630円。
問い合わせは同協会、電話0954(43)0137へ。

佐賀新聞 - 2007年2月17日

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冬の温泉街にほのかな灯をともす華灯籠 佐賀県


嬉野温泉の夜を華灯籠(とうろう)のほのかな光が彩る「うれしのあったかまつり」が嬉野市嬉野町で開かれている。11日まで。 嬉野温泉観光協会などが6年前、客足の鈍る冬季のイベントとして始めた。


温泉街の本通りなど約800メートルにわたって華灯籠100基を並べている。 2日夜、豊玉姫神社で開かれた式典には観光客ら100人が参加、谷口太一郎市長らが点灯式を行った。


冷え込みの影響で散策を楽しむ観光客は少なかったが、華灯籠の前で足を止め、ぬくもりを感じさせる挿絵に見入る姿もあった。 


期間中、昼間には茶店が、午後7時半からは休み所が出店され、休み所ではだご汁やぜんざいが味わえる。一部の旅館などでは入浴と湯豆腐が楽しめる「あったかセット」(1050円)を用意している。


問い合わせは嬉野温泉観光協会=0954(43)0137。


西日本新聞 - 2007/2/4

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木曜日

嬉野温泉の温泉水で温泉豆乳サバのしゃぶしゃぶ


長崎・五島産のサバをメーンに、九州の幸を使った創作料理が楽しめる居酒屋「きはる」(福岡市中央区)で「泳ぎサバのシャブシャブ」(1人前1800円)を味わった。ベルリン、ニューヨークなど海外でも修業した経験を持つ、この道16年の斉藤哲也料理長(33)の感性が生んだユニークな逸品である。

 楽しみが2倍の鍋だ。まずは佐賀・嬉野温泉の温泉水で温泉豆腐を食す。土鍋の中で煮立つ木綿豆腐は徐々にとろけ始め“温泉豆乳”に変身していく。トロトロのムース状になった豆腐を橙(だいだい)の酸味が生きた自家製ポン酢で十分に味わった後に、さらなるお楽しみが。土鍋に残った豆乳で、長崎・五島沖で獲れた天然のサバをしゃぶしゃぶするのだ。

 重さ1キロを超える大物も獲れる、旬の五島産サバ。「関サバよりも身がプリプリで脂のノリが良い」(斉藤料理長)のが特徴だ。五島列島を漁場にする漁船から毎日直送される活魚を、営業開始直前にさばく。この文句の付けようがない素材のイキの良さがウリだ。

 サバをしゃぶしゃぶで食すツケダレは、ポン酢に加えてもう1種類。3種類のしょうゆ、カツオ&昆布ダシ、みりんなどにごまを合わせる自家製ごまダレだ。お好みでネギ、もみじおろし、ゆずコショウの薬味を加えて味わう。

 皮はつややかで鋭い輝きを放つ青魚でありながら、身は上質な白身魚のように澄み、うっすらと脂が浮かび上がる。刺し身でも味わえる生の薄造りを、湯葉ができそうなあんばいの“温泉豆乳”に軽く泳がせる。

 乳白色にコーティングされた身をごまダレで食べる。豆乳のクリーミーな味わいと香ばしいごま風味の中に、旬を迎えたサバのうまみが顔を出す。身は一切くさみがなく、弾力ある歯応えが心地よい。ほどよくのった脂は優しい味だ。

 う?ん、もう我慢できない。日本酒の熱かんをキューッと1杯いきますか。【栗田真二郎】

日刊スポーツ - 2006/12/20

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日曜日

嬉野で湯どうふフェスタ始まる


 嬉野温泉の名物温泉湯豆腐」をPRする「湯どうふフェスタ」が11日、嬉野市で始まった。湯気を上げる巨大鍋を使って2000食分を振る舞い、訪れた人はとろける独特の食感を楽しんでいた。12日は県内各地の有名豆腐や韓国豆腐の試食コーナーもある。

 今年は湯どうふフェスタと産業祭り、商店街祭りを、嬉野町中央広場と嬉野温泉商店街で同時開催している。会場には、地元農産物の販売コーナーやお茶席が設けられ、特設ステージでは地元アマチュアバンドが演奏して盛り上げている。

 初日は豆腐500丁2000食分を準備した。大鍋から立ち上る湯気に誘われるように観光客が次々に訪れて、熱々の湯豆腐をゆっくりと味わっていた。

 2日目の12日は3000人分の湯豆腐を振る舞う。有田町の「ごどうふ」や鹿島市の「ざる豆腐」など県内各地の名物豆腐や、韓国から招いた職人による韓国豆腐の試食コーナーもある。



佐賀新聞 - 2006/11/11

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