冬の温泉街にほのかな灯をともす華灯籠 佐賀県
嬉野温泉の夜を華灯籠(とうろう)のほのかな光が彩る「うれしのあったかまつり」が嬉野市嬉野町で開かれている。11日まで。 嬉野温泉観光協会などが6年前、客足の鈍る冬季のイベントとして始めた。
温泉街の本通りなど約800メートルにわたって華灯籠100基を並べている。 2日夜、豊玉姫神社で開かれた式典には観光客ら100人が参加、谷口太一郎市長らが点灯式を行った。
冷え込みの影響で散策を楽しむ観光客は少なかったが、華灯籠の前で足を止め、ぬくもりを感じさせる挿絵に見入る姿もあった。
期間中、昼間には茶店が、午後7時半からは休み所が出店され、休み所ではだご汁やぜんざいが味わえる。一部の旅館などでは入浴と湯豆腐が楽しめる「あったかセット」(1050円)を用意している。
問い合わせは嬉野温泉観光協会=0954(43)0137。
西日本新聞 - 2007/2/4
ラベル: うれしのあったかまつり, 九州地方, 佐賀県, 嬉野温泉