木曜日

鬼怒川温泉名物へ地酒製造


温泉で栃木県新日光市は今市市、日光市、藤原町、足尾町、栗山村の5つの市町村が合併し、新日光市が誕生いたしました。新日光市合併を機に鬼怒川温泉名物の地酒を造ろうと、酒販店「登屋本店」(日光市鬼怒川温泉大原、速水茂希社長、電話0288・77・0305)は、地元の米や水、蔵元にこだわった「純米酒鬼笑い」(七二〇ミリリットル)を製造しました。
 合併で同市内となった創業1842年の老舗「渡辺佐平商店」(同市今市)に製造を依頼しました。地元の水田で作られた原料米にこだわり、大谷川の伏流水を醸造用水に用いています。

 速水社長は「蔵元も地元にこだわった地酒は鬼怒川温泉でも初めてではないでしょうか。鬼怒川の自然をイメージしながら飲んでもらいたいです」と話していました。

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月曜日

鬼怒川温泉(栃木県日光市)でも泊食分離の取り組みが始まった

温泉で宿泊と食事をセットにしない「泊食分離」スタイルの宿が人気だ。旅館・ホテルの温泉や部屋といった設備は利用したいが、食事は外で好きな料理を食べたいという層に受けている。

 観光地の魅力を高める試みとして、各地の温泉で導入の動きが広がってきた。

 日本旅行が3月31日までの期間限定で取り扱いを始めたツアー商品「赤い風船 鬼怒川温泉 季(とき)の宿」は鬼怒川温泉(栃木県日光市)地区で、同社が初めて扱う「泊食分離」を織り込んだプランだ。

 宿泊のみ、または1泊+朝食というスタイルが選べる。鬼怒川の料理をホテル外で楽しみたい向きには魅力的な選択肢だ。

 宿内で食べるプランでも、部屋、食事をいくつかの選択肢の中から選べる。部屋の種類と食事が一通りに固定されていないので、泊まる側が好みのプランを自由に組み合わせることができる。

 これまで同社が鬼怒川で販売してきたのは、部屋と食事をセットにしたプランだけで、泊まる側のチョイスの幅が狭かった。

 宿泊先の候補はあさや、鬼怒川ホテルニュー岡部、鬼怒川パークホテルズ、鬼怒川グランドホテル夢の季、鬼怒川温泉ホテル、鬼怒川グリーンパレスの6ホテル。

 例えばあさやでは、部屋は3タイプ、夕食は「和洋中ブッフェ」「和彩懐石 扇」「京風懐石 湯坂」の3種類を自由に組み合わせて構わない。

 泊まった翌日の食事は朝食バイキングか昼食(幕の内弁当)かを選べる。ゆっくり朝寝して朝食はパスし、移動しながら弁当を食べるといった組み立てもできるようになった。


 静岡県浜松市の舘山寺温泉では、「泊食分離」のプラン「きょうのごはんはドッチ!」を2月末まで試験実施している。ウナギ料理や割烹、すし、バイキングなどの食事と、5ホテルを組み合わせて選べる。


 「仙台の奥座敷」として名高い秋保温泉(仙台市)でも「泊食分離」の実験「牛たん温泉秋保スタイル」が始まった。3月31日までの平日に利用できる。

 参加旅館は岩沼屋、奥州秋保温泉 蘭亭、篝火(かがりび)の湯 緑水亭、伝承千年の宿 佐勘、ホテルニュー水戸屋、ホテル華乃湯。夕食に市内の牛タン専門店を使える。温泉周辺の飲食店も参加している。


 同じ仙台市の作並温泉は5旅館・ホテルが参加して3月31日まで「そと湯そと飯 作並温泉五館共同企画」と銘打った実験を始めた。

 宿と外部の飲食店を組み合わせるのではなく、各宿内の夕食プランと組み合わせた。A旅館に泊まって、夕食はB旅館といった組み立てが可能だ。

 「もちろんお風呂も五館分楽しめます!」とうたい、温泉選びの幅が広がる点も売り物にしている。

日本経済新聞 - 2007/2/19

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鬼怒川・川治はユズで湯ったり

 冬至はユズ湯を楽しんで?。日光市の市営鬼怒川公園岩風呂で八日、鬼怒川・川治温泉観光協会が二十二日の冬至に先駆けて「ユズ湯」キャンペーンを行った。四人のキャンペーンガールたちがユズ入りの岩風呂に入浴。一足早く、香り豊かな温泉気分を堪能した。

 同協会によると、キャンペーンは今年で十一年目。管内二つの温泉街のホテルや旅館、日帰り入浴施設の計百四十施設で九、十両日にユズ湯を行う。使用されるユズは約四万個にのぼるという。

 十日には東武鬼怒川温泉駅前で午前九時から先着二千人にユズとけんちん汁が無料で振る舞われるという。 (宮本斎)

中日新聞 - 2006年12月8日

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