金曜日

川治温泉(栃木県) 元湯の宿 蘭綾


川治温泉の元湯の宿の蘭綾は、露天風呂、客室をリニューアルオープンしました。
温泉としても高い評価を貰っている宿です。
リニューアルオープンを記念して、8/6〜10の5日間限定でリニューアル貸切風呂1回45分無料、または大人のみ夕食時に日本酒かソフトドリンクを1杯サービスが付きます。お一人様12,600〜18,900円です。

川治温泉の元湯の宿の蘭綾は、栃木県最古の温泉旅館として、開湯280年の歴史を誇っています。川治の豊かな自然に抱かれ、都会の喧騒を忘れるには最高の環境ですね。お風呂は男女入れ替えで4種の湯殿が堪能できます。特に男鹿川を眼下に望む露天風呂からの眺めは絶景です。3本の源泉を所有し、湯船は全てかけ流しですのでうれしいです。毎分1000リットルもの湯量を誇っていますので、地元のリピーターのお客も多く、評判の温泉です。

ちなみに、川治温泉は、栃木県日光市(旧国下野国)にある温泉です。
行き方は、野岩鉄道川治湯元駅より徒歩約10分の所にあります。
自動車では、日光宇都宮道路今市ICより約40分くらいのところです。
泉質は、アルカリ性単純泉で、怪我に効能があるとされています。「傷は川治、火傷は鬼怒川温泉といわれています。
川沿いに「岩風呂」の愛称がある露天風呂、共同浴場薬師の湯が存在しています。

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日曜日

塩原温泉湯けむりマラソン 10日まで参加者募集


 塩原温泉湯けむりマラソン全国大会事務局は、第三十回大会(四月二十九日実施)の参加申し込みを、十日まで受け付けている。

 十、五、三、二キロの四コースに男女、年齢別など計十六クラス設けられる。ゲストランナーは瀬古利彦さん。
 参加費は大人三千円、高校生以下千円。所定用紙に参加費を添えて申し込む。

問い合わせは事務局=(電)0287(32)2512=へ。

東京新聞 - 2007/3/4

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月曜日

かまくらに光のページェント 日光市の湯西川温泉


日光市湯西川温泉で恒例の「光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭」が行われ、光のページェントに包まれた温泉街のかまくらの幻想的な姿が、観光客の人気を呼んでいる。

 このかまくら(高さ4メートル、直径3メートル)は、温泉街の中心に位置する市営駐車場に建設。入り口につながる道に、約120本のロウソクを並べ、夕方5時から火がともされている。

 中にはこたつが設けられたかまくらもあり、自治会の人たちが観光客に湯西川の祭りの由来などを話してくれる。

 東京から祖母と来た会社員(36)の温泉客は、「かまくらの大きさにびっくりした。中は意外に暖かいのですね」と喜んでいた。

産経新聞 - 2007年2月17日

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火曜日

湯西川温泉(栃木)「かまくら」がズラリ

湯西川温泉の冬の名物イベント「光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭り」が27日、開幕した。
 雪不足が懸念されたが、湯西川小中前のメーン会場には直径3メートル、高さ4メートルほどのかまくら10基、ジャンボかまくら2基、子ども用雪そりコースが完成。今年はメーン会場内にミニかまくら40基をしつらえ、来場者自身で作れるコーナーも用意した。
 かまくらは中でバーベキューや温泉街からの出前料理が楽しめる。メーン会場は連日午後5時からライトアップ。開幕に先立って行われた26日夜、友人と四人で訪れた千葉県市川市、主婦中田紀子さん(64)は光に浮かぶかまくらに「今年は雪不足と聞いていたが、見ることができてよかった。幻想的で、とてもきれい」と見入っていた。
TBS - 2007年1月28日

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月曜日

矢板・城の湯温泉センター/リンゴ湯できてます

 矢板市の城の湯温泉センターで7日、地元で生産されたリンゴを浮かべた「初春湯(はつはるゆ)」が始まり、入場客は甘酸っぱいリンゴの香りを楽しんでいる。リンゴ湯は8日まで。

 地元のリンゴのPRと新春を祝うかわり湯として、5年前から始まった。リンゴは王林、赤玉などがメーン。地元のリンゴ農園の協力を得て、収穫後低温保存してきたもので、男女の露天風呂で合わせて約1200個を使用する。

 同センターは1992年に市が開業。市民を中心に年間約21万人の利用客がある。入場者を増やそうと、リンゴ湯のほかにユズ湯、ヒノキ湯などのかわり湯も季節ごとに実施している。

 友人らとリンゴ湯を楽しんでいた矢板市内の会社員は「湯気の中から現れるリンゴの香りはいいですね」と満足した様子。

開館時間は午前10?午後9時。入浴料は中学生以上500円、65歳以上と小学生は400円。

問い合わせは同センター=(電)0287(44)1010=へ。 (福原康哲)

中日新聞 - 2007/1/8

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土曜日

レトロなバスで素顔の日光に出会う

JR新宿駅と東武日光駅を結ぶ特急列車の相互直通運転で、都心からぐんと行きやすくなった日光。今年の冬の日光は、日光二荒山神社の巫女(みこ)の舞「八乙女神楽」や旧日光田母沢御用邸の「三階御展望室」などの特別公開が話題を呼んでいる。地元では、こうした期間限定公開スポットをレトロ風外観のバスで巡る一日ツアーも実施中だ。薄く雪化粧した日光の社寺と自然はさながら墨絵の世界。荘厳な雰囲気が漂う冬の日光は、ひとあし遅い初詣にもいい。
冬の日光の街を走るエンジ色のボンネットバス。道行く人が振り返るこのバスは今年の冬の日光観光の“目玉”。このバスを利用する一日ツアー「レトロバスで行く!冬の日光周遊号」が、人気を集めているのだ。
担当しているJR東日本大宮支社営業部の鳥海亮さんは、「車内は内装に木を使ったレトロ風。立ち寄る場所は、この冬限定の特別公開のスポットが中心で、通常の観光とはひと味違う日光が楽しめるんです」という。
まず訪れるのが世界遺産にも登録されている日光を代表する古社・日光二荒山神社。「八乙女」と呼ばれる巫女2人が奉納の舞をする「八乙女神楽」を特別参拝。「八乙女」とは明治時代まで、地元の8軒の家から世襲制で巫女を出したことからこう呼ばれるという。このほか、神職による案内や境内にわく日光の名水「二荒霊泉」を使った抹茶などもいただける。
同神社権禰宜(ねぎ)の福田有宏さんは、「ご案内の際は、日光の歴史や参拝のお作法、『八乙女』の由来などをお話しします。日光二荒山神社は山岳信仰(修験道)の中心地。境内には日光連山も含まれて全国でも伊勢神宮(三重県伊勢市)についで面積が大きいと話すと皆さん驚かれますよ」。
サンケイスポーツ - 2006/1/6

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木曜日

身近に「温泉がある生活」馬頭温泉郷


1年ぶり以上に、町営の日帰り温泉に行ってみた。いや2年ぶりくらいかも知れない。「ゆりがねの湯」という。ゆりがねとは、砂金をすくう時に使う洗面器のような道具のことで、馬頭の河川では昔々このゆりがねで砂金を採っていたそうだ。

知られざる温泉天国
栃木県馬頭には、馬頭温泉郷と称し、十数軒の小さいながらも気持ちのいい温泉宿が集まっている地域がある。那珂川を望む山肌に点在しており、宿から眺める広々とした景色は開放感に満ちている。肌がすべすべになることから「美人の湯」と呼ばれている。

わが家からは車で20分ほどだろうか。多くの宿が日帰り温泉のサービスをしている。町営の「ゆりがねの湯」は日帰り専門で、大人500円。70歳以上は200円だ。

他の宿も、だいたい400?500円で温泉に入ることができる。馬頭に家を建てて、別荘として使っていた時には、2日に1回はどこかの温泉に出かけていた。馬頭温泉郷でなくとも、車で30分の範囲に10軒を超える日帰り温泉があって、温泉三昧の日々だった。

今は合併して同じ那珂川町になってしまったが、旧小川町にはやはり那珂川沿いに町営の「まほろばの湯」がある。比較的新しく、広くきれいな上に、ジェットバスや電気バスなども完備されていて人気が高い。

【写真】馬頭温泉郷の入口には、各宿の看板が

nikkeibp.jp - 2006/12/14

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月曜日

鬼怒川・川治はユズで湯ったり

 冬至はユズ湯を楽しんで?。日光市の市営鬼怒川公園岩風呂で八日、鬼怒川・川治温泉観光協会が二十二日の冬至に先駆けて「ユズ湯」キャンペーンを行った。四人のキャンペーンガールたちがユズ入りの岩風呂に入浴。一足早く、香り豊かな温泉気分を堪能した。

 同協会によると、キャンペーンは今年で十一年目。管内二つの温泉街のホテルや旅館、日帰り入浴施設の計百四十施設で九、十両日にユズ湯を行う。使用されるユズは約四万個にのぼるという。

 十日には東武鬼怒川温泉駅前で午前九時から先着二千人にユズとけんちん汁が無料で振る舞われるという。 (宮本斎)

中日新聞 - 2006年12月8日

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日曜日

塩原温泉・森田草平と平塚らいてう・栃木


朝出かけた若い男女のふたりが、帰ってこない。栃木県・塩原温泉の老舗(しにせ)旅館「満寿家(ますや)」の主人が異変に気づいたのは、1908(明治41)年3月23日の夕刻だった。
 思いつめた様子のふたりは前夜、この宿に入った。出入りの人力車夫に聞くと、温泉町のはずれで降りて、峠の方へ向かったという。春彼岸とはいえ、山は雪で覆われ、会津に通じる尾頭(おがしら)峠は雪が深く、雪解けまでは通れない。主人はあわてて駐在に知らせた。

 その頃、ふたりはひざまでの雪に悪戦苦闘していた。一面の雪で道に迷い、つまずき、ついに雪の上に座り込んだ。疲れきり、心中を決行する気力も失われた。男は、女が懐に入れてきた短刀を雪の谷底に放り投げた。

 「駐在さんや若い衆が翌日早朝に捜索に出かけて、案外早く見つけたそうです」。今の満寿家の若主人で、当時の主人のひ孫にあたる臼井祥朗(さちお)さん(41)は言う。臼井さんはふたりが自家に泊まった縁もあり、学生時代に事件を調べ、当時を知る古老にも話を聞いた。捜索隊は、途中に立ち寄った炭焼き小屋の番人の話や雪に残る足跡をたどり、雪の中のふたりを見つけた。

 秋の一日、塩原の現地を訪ねた。箒(ほうき)川に寄り添うように並ぶ温泉街から、さらに川沿いにしばらく行くと、事件の碑があった。峠の登り口にあたるところだ。今、尾頭峠下にはトンネルが通り、峠への道は草むしていた。

 男は森田草平、27歳。東京帝国大学を卒業し、夏目漱石の門下生で文学志望。漱石の世話で中学の英語教師になったが、半年で首になっていた。駆け落ち同然で一緒になった郷里の女との間に子もありながら、東京の下宿先の踊りの師匠とも関係があった。

 女は平塚明子(はるこ〈らいてう〉)、22歳。会計検査院高官の三女。日本女子大を卒業した才女だが、良妻賢母教育に反発、神と自我を求めて禅寺で座禅を組む一方、文学にも興味を持っていた。

 ふたりが出会ったのは、女子学生が文学を学ぶ勉強会だった。草平が講師をし、受講生の明子と数カ月で親しくなった。観念的な言葉のやりとりから始まった関係は、愛し合う男女が死へ突き進んでいくイタリアの作家ダヌンチオの小説「死の勝利」に強い影響を受け、死へと急速に傾斜していった。

 東京をたつ前、明子は友人に「恋のため人のために死するものにあらず。自己を貫かんがためなり。自己のシステムを全うせんがためなり」という遺書を残した。草平は事件後、漱石に「恋愛以上のものを求め、人格と人格との接触によって、霊と霊との結合を期待した」と述べ、漱石に「結局、遊びだ」と一蹴(いっしゅう)される。理念先行、肉体が伴わない奇妙な心中行である。

 じれったい男と新しい女。屈託する男とシステムに殉じる女。水と油だが、「死への誘惑」がふたりを塩原の雪原に招きいれた。



朝日新聞 - 2006/11/11

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