水曜日

きらびやかな面長美人 300年前のひな人形 四万温泉


温泉で中之条町の四万温泉にある創業500年の老舗旅館「四万たむら」で、江戸時代中期の享保年間から代々伝わるひな飾りが展示され、宿泊客の目を楽しませている。

 ひな飾りは7段飾り。お内裏さまやおひなさまなど大小100体近くが並ぶ。同館には200体以上のひな人形が保存され、毎年100体前後を館内に並べている。

 同館によると、300年近く前の享保年間のひな人形は、顔の形が面長で目が細く、口を少し開いた特徴があり、能面に似た貴人のような顔立ちをしているという。

 中にはお面をかぶった2つの顔を持つ人形や、裸体の山姥(やまんば)など珍しい人形も。天保年間完成の重厚な入り母屋かやぶき屋根の入り口が美しい同館の雰囲気と調和し、宿泊客の人気を集めている。ひな飾りの展示は4月中旬まで。 (藤原哲也)

東京新聞 - 2007/3/7

ラベル: , , ,

日曜日

ひな人形の装いで石段に並んだ保育園児=3日、群馬県の伊香保温泉〔共同〕


温泉で群馬県渋川市の伊香保温泉で3日、「石段ひなまつり」が開かれ、ひな人形の装いをした地元の保育園児ら21人が、赤いじゅうたんを敷きひな壇に見立てた石段に勢ぞろいした。

ラベル: , , ,

土曜日

湯けむりゆずの香り 安中

湯けむりゆずの香り 安中

 冬至の二十二日、安中市の日帰り温泉施設「恵みの湯」で「ゆず湯」が行われ、大勢の来館者が楽しんだ。

 浴場には、湯けむりとともにユズの香りが漂い、この日を心待ちにしていたという人たちが一番湯に訪れた。来館者が増える夕方前には、ユズも新しいものに取り換えられ、入浴者に喜ばれていた。二十三日も「ゆず湯」が行われ、両日で百キロ余りのユズが使われるという。 (樋口聡)

ラベル: , , ,

木曜日

濃い泉質の温泉と武蔵国二ノ宮


関越道本庄児玉ICから国道462号線を神流(かんな)湖方面に向かう。群馬県境にほど近い田園地帯に、地下750メートルから湧く良泉が評判の湯郷 白寿がある。
経営母体が変わったが、泉質の良さは変わらない。浴室は男性用と女性用が左右対称で並んでいる。
内湯も露天風呂も、縁から茶褐色の湯があふれているところには、層に堆積している。日帰り温泉で泉質を見るのは珍しい。効能は関節を痛めているダンスのインストラクターが東京から毎週やって来たり、通う近在のお年寄りは「悪いところが良くなった」と口をそろえる。
1階には100人以上を収容できる大広間があり、ゆったりとくつろげる。

ラベル: , , , ,

奥飛騨温泉郷の「飛騨湯の花本舗」「うちの湯の花は天然100%」


 群馬県の草津温泉で売られていた一部の入浴剤「湯の花」の虚偽表示が明らかになった影響で、似た名前の入浴剤「天然湯の花」を生産している高山市奥飛騨温泉郷の「飛騨湯の花本舗」(高田正仁社長)にも苦情や問い合わせの電話が殺到し、従業員らを悩ませている。

 発端は、14日。草津温泉の温泉成分を原料にしているかのように虚偽表示して入浴剤「湯の花」を販売したとして、公正取引委員会(公取委)が地元の土産物販売会社など4社に排除命令を出した。

 マスコミに報道された15日以降、同じ商品と誤解した取引業者や顧客から、苦情の電話が飛騨湯の花本舗に1日100件ほどかかっているという。

 下呂市の下呂温泉や愛媛県の道後温泉、大分県の別府温泉などにも商品を卸している同社は「はた迷惑な話だ。名前が似ているために、お客さまに余計な心配をかけている。電話の応対に手いっぱいで業務もままならない」と頭を抱えている。高田社長は「うちの湯の花は、活火山・焼岳の噴火で堆積(たいせき)した地層から採取した100%天然の温泉沈殿物。公取委の書類での調査も通っています」と強調する  (田中綾音)

中日新聞 - 2006/12/20

ラベル: , , ,

水曜日

万座温泉ホテル 宿泊客に福音のメッセージ伝える

 宿泊客にクリスマスにちなんだ聖書のメッセージを聞いてもらおうと、万座温泉ホテル(群馬県吾妻郡)は今月初めからクリスマス・イブまでの期間中、牧師や教会関係者らを講師に招いてクリスマスの本当の意味を伝える集会「クリスマスのお話と音楽の夕べ」を同ホテルで開催している。 多いときには100人以上の宿泊客が会場に詰め掛け、日常で聞く機会の少ない聖書のメッセージに耳を傾けている。

 参加者のほとんどがノンクリスチャン。集会後には牧師に駆け寄り、「今日生まれてはじめてクリスマスの意味がわかりました」と嬉しそうに感想を語る人も。同ホテルオーナーでシンガーソングライターの泉堅さんは、10年ほど前からホテルでディナーショーを主宰して宿泊客に福音のメッセージを伝えてきた。毎年12月に教会の牧師たちをホテルに招き、こうした集会でのクリスマスメッセージを依頼している。

クリスチャントゥデイ - 2006年12月18日

ラベル: , ,

日曜日

「人間ドック+温泉」群馬県が中国富裕層向け観光企画

群馬県は、経済成長の著しい中国の富裕層を狙い、県立病院での人間ドックと、温泉や観光農業などを組み合わせた新たな観光ツアーを企画した。

 富裕層をめぐっては各自治体が誘致合戦を繰り広げており、県は「成功すれば波及効果は大きい」(観光国際課)と期待する。

 ツアーは、心臓ドックなどに取り組んでいる「県立心臓血管センター」(前橋市)で日帰り人間ドックを受けられるのが特徴。このほか、県内にある草津温泉や伊香保温泉での宿泊、観光農園での収穫体験、富士山周辺の観光などが含まれている。近畿日本ツーリストが中国・上海市でパンフレットを配布するなど募集を始めた。

 第1弾は2月25日?3月4日までの7泊8日を予定し、料金は約45万円。人間ドックへの病院側の対応を考慮して定員は10人。好評であれば継続して募集する。

 県観光局によると、中国では人間ドックが普及しておらず、富裕層には需要があると見込んでいる。同センターは上海市内の大学病院と提携し、異状が見つかった場合には、帰国後に治療を受けることも可能という。

 群馬県への外国人観光客は年間6万人程度で、半数以上は台湾からの観光客。アジア最大の「観光客輸出国」とも言われる中国からの観光客は少ない。県観光国際課は「全国的にもほとんど例がない取り組み」と自信を見せている。

読売新聞 - 2006/12/16

ラベル: , ,

原油から作ったのに「温泉湯の花」

群馬県・草津温泉の土産品販売業者らが、原油から生産された硫黄などを混ぜた入浴剤を、温泉成分が沈殿した「湯の花」であるかのように表示・販売していたことがわかり、公正取引委員会は14日、景品表示法違反(優良誤認)で4業者に排除命令を出すとともに、6業者を注意した。

 また、神奈川県・箱根温泉で同種の問題表示をしていた3業者を注意した。

 排除命令を受けたのは、草津温泉地区の土産品販売「湯本物産」「笹乃屋」「さつき物産」と「ホテル一井」で、硫黄と炭酸カルシウムを混ぜた入浴剤の包装袋に「天下の名湯 草津温泉湯の花」などと表示し、約500円で販売。年間で計約3000万円を売り上げていた。

 同地区の湯の花は、草津町が県から借りている中心地の湯畑で採取され、単価1500円で年間約5000個が販売されている。

 湯本物産など4業者は公取委に対し、「湯の花は観光客の需要があるが、採れる量が限られているので、作るようになった」などと説明したという。

旅ゅーん! - 2006年12月14日

ラベル: , , ,

金曜日

温泉成分含まぬ“湯の花”公取委が排除命令


温泉の成分を乾燥させて家庭用の入浴剤として販売している「湯の花」をめぐって公正取引委員会は14日、群馬・草津温泉の業者に排除命令を出した。
 景品表示法に違反するとして、今後、こうした商品を繰り返し販売しないよう排除命令が出されたのは、草津温泉で入浴剤を販売する「湯本物産」「ホテル一井」「笹乃屋」「さつき物産」の4社。公正取引委員会によると、4社は、パッケージなどに原材料として草津温泉で採集された湯の花を用いているかのように表示していた。しかし、実際には、原油から作られた硫黄や、硫黄に炭酸カルシウムを混ぜたものを使用していた。

 4社は「観光客が多く、需要に対して本物の湯の花が少なく、店頭に置けば売れるから」などと話しているという。

日テレNEWS24 - 2006/12/14

ラベル: , , ,

月曜日

ホテルで集団食中毒 猿ケ京温泉ノロウイルス検出

 県は八日、みなかみ町猿ケ京温泉の「猿ケ京ホテル」(持谷順一郎社長)で宿泊、食事をした九都県の二十六?七十五歳の男女二十四人が食中毒を発症したと発表した。入院患者はいない。

 一部の患者と従業員の便からノロウイルスが検出され、県は同ホテルの二日の夕食か三日の朝食が感染源と断定。ホテル調理場を八日から三日間の営業停止処分にした。宿泊のみは可能だが、ホテルは予約取り消し作業を進めているという。

 県食品監視課によると、二日に同ホテルに宿泊した関東各県や新潟、福島県の百八十六人のうち、五十人が調査済みで、うち二十四人が食中毒を発症した。

 県内の今年のノロウイルスによる食中毒は、先月中旬と一、二月にそれぞれ一件確認されている。 

  (石屋法道)

東京新聞 - 2006年12月8日

ラベル: , , ,

日曜日

沼田の老人ホーム温泉配送サービス

沼田利根ライオンズクラブは、群馬県沼田市横塚町の愛宕老人ホーム(小林進施設長)に温泉を届け、入所者が温泉入浴で手足を伸ばした。毎年「いいふろ」の語呂合わせの十一月二十六日前後に行われ、今年で七年目。同クラブ社会福祉委員会の会員五人が、同市利根町の日帰り温泉施設「しゃくなげの湯」から無償提供された源泉三トンをトラック二台に積み込み、同ホームに運んだ。

 ホームの湯船に源泉が注がれると、湯煙とともに特有の硫黄の香りが漂い、小林施設長らは“温かい贈り物”に感謝していた。(市民リポーター・西山政之)

中日新聞 - 2006/12/3

ラベル: , , ,

金曜日

草津温泉の魅力PR 町長、観光協会長らが来社

温泉で「温泉にスキーと、秋から冬の草津温泉に遊びに来てください」と、群馬県草津町から中沢敬町長らが九日、東京新聞(千代田区)を訪れ、草津温泉の魅力について、市川久雄・東京新聞編集局次長と懇談した。

 一行は、宮崎範一・草津温泉観光協会長や旅館のおかみさんたちの会「湯の華会」の山本洋子会長ら。草津温泉は、旅行業者などが選ぶ温泉ランキングの「にっぽんの温泉100選」で三年連続一位に輝いている。

 中沢町長は、町と東京新聞が毎年開いている「草津温泉ノルディックスキーフェスティバル」について、「スキーの町、スノーリゾートをアピールする町として、大変良い状況で開催できている」と語った。

 次の第四回も、来年三月の開催が予定されている。


中日新聞 - 2006/11/10

ラベル: , , ,

木曜日

万座温泉12月16日(土)営業開始予定(群馬)開業50年イベント盛りだくさん


温泉で針葉樹林などの豊かな自然に囲まれ、温泉郷に位置する「万座温泉」(群馬)はおかげさまで開業50年。今年はイベント盛りたくさんで楽しさがいっぱいだ。12月16日のオープン日はリフト券1,000円(大人・こども)をかわきりに、リフト券などが当たる抽選会を毎日開催。また「ふたりのゲレンデ」と称して営業終了後の2時間、ゲレンデを貸切で使用OK(利用料49,500円 一部日程除く)。その他クリスマスイベント、スキー大会、体験スノーシュー、フォトコンテストなど今シーズンの万座温泉は一味違うぞ。さらにリフト券で鬼押し園の入場料が半額(500円⇒250円)になるからスノー遊び以外でも楽しめるね。

POP SNOW-2006年10月25日

ラベル: , ,

草津温泉、万座温泉の温泉旅館宿泊客数 好調

「温泉県」危うし?。宿泊客数が年間十万人超の温泉地を八カ所抱える群馬県だが、宿泊客数は二十年前と比べて約13%減っていることが、群馬銀行のシンクタンク「群馬経済研究所」の調査で分かった。全国では22%増加しており、群馬県内温泉地の苦しい現状が浮き彫りになった。 (石屋法道)

 群馬経済研究所のリポート「県内主要温泉地の現状と温泉旅館経営の今後」によると、二〇〇四年度の県内の宿泊客数は約六百九万人で全国六位。しかし、県内八大温泉地のうち、二十年前と比較して宿泊客数が増加しているのは草津温泉と万座温泉のみ。ほかはすべて減少している。

 〇四年度の宿泊客数は、一九八四年度比で、県内トップの草津温泉が18%増加し百八十万人台。万座温泉も39%増え、三十八万人と好調だった。一方で、老神、猿ケ京、磯部、水上の各温泉の下落率は30?40%台。伊香保と四万の両温泉も10%以上減っており、明暗がはっきり分かれた。

 宿泊施設の規模でみると、九〇年度から二〇〇四年度の稼働率の下げ幅が、大型旅館(客室百室以上)で10・7%、中型(同三十一?九十九室)で6・9%、小型(同三十室以下)で3・7%。

 客単価も一九九〇年度にはわずかな差しかなかったが、二〇〇四年度では大型一万八千七百円、中型二万三百円、小型二万四千三百円と、小型旅館が圧倒的に優位となっている。

 同研究所は「小型旅館が富裕層の個人客を確保して値崩れを防いだのに対し、大型旅館は団体客が減り、固定費カバーのため安売りを余儀なくされた」と分析している。

 ただ、二〇〇〇年度ごろからは全体的に緩やかな回復基調で、客単価も〇三年度以降は下げ止まり。同研究所によると、消費者の温泉需要は向上しており、「自社の規模と魅力を把握し、独自のアピールポイントを開発することが生き残りの鍵」とアドバイスしている。

中日新聞 - 2006年10月16日

ラベル: , , , ,