温泉成分含まぬ“湯の花”公取委が排除命令
温泉の成分を乾燥させて家庭用の入浴剤として販売している「湯の花」をめぐって公正取引委員会は14日、群馬・草津温泉の業者に排除命令を出した。
景品表示法に違反するとして、今後、こうした商品を繰り返し販売しないよう排除命令が出されたのは、草津温泉で入浴剤を販売する「湯本物産」「ホテル一井」「笹乃屋」「さつき物産」の4社。公正取引委員会によると、4社は、パッケージなどに原材料として草津温泉で採集された湯の花を用いているかのように表示していた。しかし、実際には、原油から作られた硫黄や、硫黄に炭酸カルシウムを混ぜたものを使用していた。
4社は「観光客が多く、需要に対して本物の湯の花が少なく、店頭に置けば売れるから」などと話しているという。
日テレNEWS24 - 2006/12/14
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