ホテルで集団食中毒 猿ケ京温泉ノロウイルス検出
県は八日、みなかみ町猿ケ京温泉の「猿ケ京ホテル」(持谷順一郎社長)で宿泊、食事をした九都県の二十六?七十五歳の男女二十四人が食中毒を発症したと発表した。入院患者はいない。
一部の患者と従業員の便からノロウイルスが検出され、県は同ホテルの二日の夕食か三日の朝食が感染源と断定。ホテル調理場を八日から三日間の営業停止処分にした。宿泊のみは可能だが、ホテルは予約取り消し作業を進めているという。
県食品監視課によると、二日に同ホテルに宿泊した関東各県や新潟、福島県の百八十六人のうち、五十人が調査済みで、うち二十四人が食中毒を発症した。
県内の今年のノロウイルスによる食中毒は、先月中旬と一、二月にそれぞれ一件確認されている。
(石屋法道)
東京新聞 - 2006年12月8日
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