土曜日

阿寒湖温泉でイオマンテの火まつり

阿寒湖温泉
阿寒湖温泉アイヌコタン特設会場のイオマンテの火まつりが10周年になりますが、大胆で斬新になりました。
阿寒湖温泉出身の全国的に活躍する「アイヌ詞曲舞踊団モシリ」のアトイ氏をがゼネラルプロデューサーとなってステージを一新してくれました。地元阿寒湖ルネサンスとモシリのコラボでアイヌ文化をベースとした阿寒湖温泉だけのプレミアムプログラムとなっています。イベントは観客も参加ができるタイマツでの行進や建立したばかりのカムイ・ニが出迎える壮大な会場づくりなど、楽しい催しが織り込まれていますので、阿寒湖温泉でアイヌ文化に浸れるファンタスティックな空間になっています。感動も見どころも満載の阿寒湖の夜を彩る炎の一大スペクタクルに参加してみてください。

■開催期間 ?12月1日(土) まで、
■開演時間 10月、11月は21時から
      12月は20時30分から
■場 所 阿寒湖温泉アイヌコタン特設会場(釧路市阿寒湖温泉4丁目)
■入 場 料 大人1000円 こども500円
※前売り券 大人900円 こども450円
■主 催 イオマンテの火まつり実行委員会
■協 賛 (財)前田一歩園財団 釧路信用金庫
阿寒湖温泉旅館組合 釧路空港ビル(株)
阿寒アイヌ工芸協同組合 阿寒観光汽船(株)
阿寒湖漁業協同組合 まりもの里商店街
幸運の森商店街

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水曜日

マリモ冬ごもり 阿寒湖

阿寒湖温泉の阿寒湖(釧路市)のマリモ展示観察センターに展示されていた国の特別天然記念物マリモ104個が4日午前、越冬のため湖底に戻された。

 マリモ展示観察センターは阿寒湖に浮かぶチュウルイ島にあり、水槽で直径約5?25センチのマリモを展示、阿寒観光汽船の遊覧船が立ち寄る観光コースになっている。湖面が氷で閉ざされる冬期間は同センターが閉鎖されるため、毎年この時期から翌春まで、湖のマリモ生息地・チュウルイ湾で「冬ごもり」させている。

 この日は阿寒観光汽船社員が、鮮やかな緑色のマリモを入れたかご5個をボートに積み、チュウルイ湾まで移動。8月上旬にマリモが湖底から盗まれる事件があっただけに、マリモの安全を祈りながら、水深4メートルの湖底にそっと沈めた。



北海道新聞 - 2006年12月3日

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木曜日

阿寒湖温泉で宿泊客夕食は温泉街で 地域活性化へ「泊食分離」スタート


阿寒湖温泉で釧路市阿寒湖温泉で二十五日、旅館に泊まりながら、夕食は温泉街の飲食店で地元の食材などを味わってもらう「泊食分離」の取り組みが始まった。宿泊客に新たな「食」の楽しみを提供し、温泉街の活性化を目指す。

 国土交通省の社会実験の一環で、道内の阿寒湖温泉のほか、有馬温泉(神戸市)、秋保温泉(仙台市)など全国八カ所で実施。NPO法人「阿寒観光協会まちづくり推進機構」が、同省から委託を受けて実施する。阿寒ロイヤル観光チェーンの「御前水」と鶴雅グループの「花ゆう香」の宿泊客が対象で、平日のみ。

 宿泊客は、各ホテルで千三百五十円、二千五百五十円、四千二百五十円のミールクーポンのいずれかを購入し、阿寒湖のワカサギ天ぷらを提供する郷土料理店や釧路の魚介類を出す炉ばた焼き店、アイヌ料理専門店など、指定された温泉街の十軒の飲食店から自由に店を選ぶ仕組みだ。

 この日は、初日ということもあり数人の利用となったが、東京から訪れた女性(41)は「お店を選ぶ楽しみもあり、新しい発見もできました」と満足そうに話していた。十二月二十九日まで。

北海道新聞 2006年10月25日

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