火曜日

JR北海道が「お湯やコンコン登別・洞爺湖温泉キャンペーン」


往復JR券に豪華ランチと入浴がセット、4,900円から。 

雪景色の中、体の芯まで温まる温泉にゆったりと入り、山海の珍味を堪能、そんな小旅行が満喫できる厳寒期、JR北海道は4月1日まで「お湯やコンコン登別・洞爺湖キャンペーン」を実施している。 

キャンペーンは有珠山噴火で客足が遠のいたことを期に2000年度からスタート、今回が7回目。 お薦めは「日帰り温泉グルメきっぷ登別・洞爺湖」。登別、洞爺湖とも、札幌からの往復JR(特急自由席)、駅から温泉までの無料アクセスバス、各温泉自慢の豪華ランチと入浴がセットになっている。 

料金は登別が4,900円と7,900円、洞爺湖は札幌発、函館発とも5,900円(いずれも大人・こども同額)。バスの中では温泉街の散策や土産品選びに役立つ「特典つきガイドMAP」を配布。 

2月1日までは特急「北斗」の1部に掘りごたつ式の座席を設けたお座敷車両を連結、車内でも温泉気分が味わえる。 のんびりと温泉を満喫したい向きには「宿泊パック」を用意、1泊2日(夕・朝食付)で料金9,800円?2万円。 

2月3、4日の両日は、「第36回 登別温泉 湯まつり」が開かれる。当日は鬼たちが温泉街に繰り出し、観光客や市民の厄払いをする「厄払い湯鬼神群舞」、若者が下帯姿で湯を掛け合う「源泉かけ合戦」が行われる。 

またキャンペーン期間中は、JR登別駅の2、3番ホームに鬼のキャラクター「呑鬼(ドンキ)」が観光地でナンセンスギャグを繰り広げる4コマ漫画のポスター「ウェルカム登別、ウェルカムギャグ」を掲載し、利用者を出迎える。 

2月6日から12日までは「洞爺湖温泉冬まつり」が開かれ、期間中は毎日10分間の花火、10日には80メートルの大仕掛け花火「ナイアガラ」が打ち上げられる。続いて2月24、25の両日は、冬のスポーツの祭典「第19回 昭和新山国際雪合戦」が行われる。

BNN - 2007/1/30

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日曜日

洞爺湖温泉観光協会が、3カ国語別観光パンフ作製


洞爺湖温泉観光協会(若狭洋市会長)は22日までに、英語、中国語、韓国語で表記した新しい観光パンフレットを作った。同協会職員の阿部真澄さん(30)が3カ国語による説明文、地図、写真、構成など一切を手掛け、印刷を専門業者に発注。「外国の旅行者が必要とする情報、タクシー案内なども載せました」と便利さをアピールしている。
 道内有数の観光地、洞爺湖町洞爺湖温泉と洞爺湖周辺には毎年多くの外国人旅行者が訪れており、外国語版の観光パンフレットも備えられている。だが、これらは日本人向けの観光案内を英語や中国語などに翻訳したパンフレットで、日本文化への理解を前提に作られている。

 阿部さんが製作したパンフレットは、訪れた外国人が文化の違いにも戸惑わず、安心して観光できる「歩き方、楽しみ方ガイド」に仕上げた。英語、中国語、韓国語版ともA3判4つ折り。

 洞爺湖温泉の温泉、宿泊施設、飲食などを案内するマップ、洞爺湖周辺の観光スポット、夏観光、冬観光の楽しみ方が一目で分かる紹介コーナーも設けている。公共交通の案内のほか、タクシー利用による料金も掲載。各施設の連絡先、ホームページアドレスも載せている。

 阿部さんは「観光協会の窓口で毎日外国人旅行者と接し、皆さんが何を求め、どこを訪ねたいか分かるようになった。新しい観光パンフレットにはそうしたニーズに応える情報を盛り込んだ」と話している。




 英語版2万部、中国語版1万部、韓国語版1万部を印刷。同協会と洞爺湖周辺の各施設に置くほか、海外プロモーションの配布資料としても活用する。

【写真=英語、中国語、韓国語版の観光パンフレットを作った】 

室蘭民報 - 2006/12/23

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防災緩衝地帯「洞爺湖温泉公園」の建設進む

洞爺湖町洞爺湖温泉西側Bゾーン(防災のための緩衝地帯)に設ける「洞爺湖温泉公園」の建設が進んでいる。都市計画公園として計画決定し、平成15年度からの5カ年で整備。ゾーン内の民家や事業所など支障となる物件の移転補償を含めた総事業費は約13億円を見込んでいる。

 洞爺湖温泉西側のBゾーンは、2000年噴火後に道が示した有珠山周辺土地利用区分で、防災のための広場や公園など緩衝緑地帯を設ける区域とされた。洞爺湖町は同方針に基づき、都市計画公園として整備し、地殻変動や噴石被害で居住できなくなった区域内住民の移転救済を図ることにした。

 整備面積は2・7ヘクタールで、このうち町有地の1・34ヘクタールを除く1・36ヘクタールを15?17年度で地権者から買い上げた。移転対象となった物件は1戸建て住宅やアパート、事業所、寺院など62件。すべての買収、撤去を終え、今年9月から本工事に着手した。補正後の本年度事業費は2億4800万円。

 園地造成に続き、25台収容の駐車場、入り口広場、ニュースポーツ広場、トイレなどを建設している。工期は来年3月までだが、年内に大半の工事を終える。

 来年度はメーンの多目的広場を造り、桜などを植樹して仕上げる。

 洞爺湖温泉街では、1977年噴火の時も、被災施設の跡地利用と火山灰の埋め立て地活用で、都市計画公園の「中央公園」「有珠山噴火記念公園」が造られている。

室蘭民報 - 2006年12月14日

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