日曜日

六甲山に白い息 人工スキー場オープン


神戸市灘区の六甲山人工スキー場が二日、オープンした。スキー客らは真っ白な息を吐きながら、待ちわびた初滑りを楽しんだ。神戸海洋気象台によると、この日朝の神戸の最低気温は八・五度。平年より一・八度高いものの、午後は風も強くなり、夜から明朝にかけて今年一番の冷え込みになりそう。

 同スキー場では、幅約四十メートル、長さ約二百メートルのゲレンデに約四十センチの厚さの人工雪を敷き詰めた。子ども用の雪遊び専用ゲレンデを併設するほか、今年初めて有馬温泉の源泉を運んだ「足湯」も登場した。家族で来ていた加古川市の田中悠稀君(10)と颯人(はやと)君(5つ)は「思ったより急だけど楽しい。滑っていると体がぬくくなった」と喜んでいた。

 三月二十一日まで。無休。午前九時-午後十時(スノーボードは午後四時から)。足湯は今月二十三日、二十四日も設ける。
神戸新聞 - 2006年12月1日

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