月曜日

日帰り温泉のみはらしの湯と日本一早い「いちご狩り」に春満喫

 伊那市西箕輪羽広のはびろ農業公園「みはらしファーム」内のみはらしいちご園が1日午前零時、2007年の営業を開始した。日本で一番早いイチゴ狩りを楽しもうと、多くの家族連れや若者が来場。一足早い春の味覚を存分に満喫した。

 「日本で1番早くオープンするイチゴ園」をキャッチフレーズに、1999年の元日から始めたナイター営業。8シーズン目となる今年も、上伊那地方を中心に関東、中京圏などから300人近い予約客や当日受け付け客が入り、受付窓口には開園30分ほど前から来場者が待ちかねたように列を作った。

 今年は、秋の天候が良かったため味、大きさともに出来は上々(いちご園)。来場者は、新年の幕開けとともに淡い照明のともるハウスで、赤くたわわに実る大粒のイチゴを口いっぱいにほおばった。岐阜県から家族で訪れた一番最初の入園者、宮代小夜子さん(65)は「2年前に来た時の味が忘れられなくて。今年も甘くておいしいです」と笑顔で味わっていた。

 公園内では、日帰り温泉のみはらしの湯、羽広荘、名人亭、工房Coo(空)、レストラン・トマトの木、とれたて市場が年越し営業をし、各施設でそれぞれドリンクサービスやたる酒、おしるこなどを振る舞った。毎年恒例の「まんぷくツアー」の代わりにした初イベント「宝投げ」も大盛り上がりを見せ、会場は多くの来場者でにぎわった。

長野日報 - 2007年1月2日

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