登別温泉湯まつり始まる 福を呼ぶ「鬼たち」
第36回登別温泉湯まつり(登別観光協会、登別市主催)は3日に開幕。初日は源泉汲(く)み上げ・出発式のほか、赤鬼、青鬼にふんしたメンバーが無病息災、商売繁盛などを願ってホテル・旅館、飲食店などを回って厄払いをした。
源泉汲み上げと出発式は午後5時半から地獄谷で行われた。
観光協会の南太郎副会長が「登別温泉の原点は自然ゆう出の温泉。
千客万来を願って霊験あらたかな温泉を飾ってほしい」とあいさつ。
湯鬼神が源泉の入った手おけを各ホテル・旅館の代表者に手渡し、分湯した。手おけは期間中、フロントやロビーに飾られ、お湯に感謝するとともに温泉街の冬を彩るまつりをアピールする。
4日は午後6時半すぎから湯鬼神群舞、同9時からまつり広場(道南バスターミナル)で「子宝もちまき」、下帯姿の若者らによる「源泉湯かけ合戦」が繰り広げられる。
問い合わせなどは登別観光協会(電話0143?84局3311番)へ。
室蘭民報 - 2007/2/3