「恵みの雪」待つスキー場 宿泊キャンセルも相次ぐ
長野県や新潟県で、12月の降雪が少ないためオープンを延期するスキー場が目立っている。昨季は記録的な大雪に悩まされたが、今季は本格的なスキーシーズンを目前に「恵みの雪」を待ちわびている。
1998年の冬季五輪会場となった長野県白馬村では、7カ所のスキー場のうち、辛うじて滑れるのが4カ所。かき入れ時のクリスマスから年末にかけて宿泊のキャンセルや延期が相次ぎ、白馬村観光局の担当者は天気予報を不安そうに見守る。
一方、新潟県では、25日現在で滑走可能なスキー場は、約60カ所(今季営業予定)のうち21カ所で、立ち上がりは遅め。1度オープンしても閉鎖と再開を繰り返すケースも。コース外から圧雪車やスコップなどで雪をかき集める作業が続く。
同県阿賀町の「三川・温泉スキー場」では、例年この時期に最低15センチの積雪があるが、今年はゼロ。昨年は、すでに12月23日に全面オープンしていた。(共同)
東京新聞 - 2006/12/26
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