水曜日

「湯めぐりパス」事業で、6日に第1陣が白老・登別入り

 登別市・白老町生活関連産業事業化推進協議会(川田憲秀会長)がJTB北海道と連携して、さっぽろ雪まつり期間に発行している「湯めぐりパス」事業で、札幌からの第1陣が6日に白老・登別に入り、温泉巡りを楽しんだ。

 同協議会では、雪まつり期間中の6?12日、ポロトコタン(白老デスク)、札幌赤レンガカフェ(札幌デスク)、登別ふれあいセンター(登別デスク)に観光協会職員らによるコンシェルジュ(案内係)を配置。

札幌デスクでは、旅行者に白老・登別域の観光をPR・誘導。白老と登別のデスクでは観光スポットなどを紹介し、旅行者をサポートしている。

 また、登別・白老の指定7施設中3施設を回れる600部限定の「湯めぐりパス」(1200円)を販売。購入者は札幌?白老?登別を結ぶ無料バスを利用して、入浴と観光を楽しめる趣向。

 初ツアーとなったこの日は札幌から約40人を乗せたバスが午前11時半に白老町に到着。アイヌ民族博物館職員らが出迎えた。ポロトコタンのコンシェルジュなどで案内を受けた一行はそれぞれ、温泉巡りやアイヌ民族博物館の見学に散っていった。

 沖縄・石垣市から来た松本八重子さん(27)は「さっぽろ雪まつりに来て、パスはホテルで知って勧められました。北海道は寒いですね。温泉巡りでもします」と笑み。

 横浜から来た坂脇明子さん(69)も「雪まつりに来て、パスは北海道の友人にけさ予約してもらいました。白老は50年ぶりなんですよ。温泉に行こうと思っています」と話していた。

 期間中、バスは札幌発午前10時、札幌着午後6時半で、白老?登別では毎日1時間ごとの循環運行。期間中(12日まで)の湯めぐりパスは、6日午前現在で既に150件の予約が入っている。

詳細は白老観光協会(電話0144・82局2216番)へ。

室蘭民報 - 2007/2/7

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