アルツ磐梯に温泉街構想
スキー場として東北屈指の規模を誇る磐梯町のアルツ磐梯を経営する磐梯リゾート開発は通年型リゾートを目指し、今後5年間で40億円から50億円を投資する。
同社が14日までに方針を発表した。
スキー人口の減少などで各スキー場の経営が厳しさを増す中、民事再生手続きを終え3年目の昨シーズンに黒字化を達成した同社は、本格的な再生をかけて積極的な投資に打って出る。
主要な投資内容は「日本一美しい温泉街」をテーマにスキーセンター前に建設する「ビレッジ」。
現在駐車場などになっている2万4000平方?ほどの敷地に、通りに沿って3階建て程度の建物を並べる。
1階を各種の店舗、2・3階部分を宿泊施設にする構想で、海外のリゾートを参考にしつつ日本文化に合った家族で楽しめる新しい滞在型リゾートを目指す。
平成20年12月にオープンの予定。
福島放送 - 2006年12月14日