月曜日

皆生温泉が誘客に新プランを発表


皆生温泉(鳥取県米子市)は、皆生温泉への長期間に滞在する人の増やすために、新しい旅行プランのモニターツアーを始めました。新旅行プランモニターツアーは、皆生温泉旅館組合などが実施するもので、「健康と美」を保つためのプログラムを2泊3日の日程で体験し問題点を指摘して、問題の部分を改善した上で、2008年4月から新しい旅行プランとして発売を目指しています。

皆生温泉の新しい旅行プランのモニターツアーは、皆生温泉旅館組合が皆生温泉の活性化の切り札と位置付ける「皆生温泉ホットソルトスプリング・ウエルネス事業」で昨年度、JTB協定旅館ホテル連盟の補助事業に認定されたことから、健康と保養をテーマに長期滞在型の旅行商品「旬食・旬感・皆生 スリミングステイ?3%美しくなる旅?」の開発を推進しているもので、今回そのモニターを募集しているものです。

皆生温泉の新旅行プランは、秋はにベニズワイガニとヒラメを、冬は松葉ガニを各旅館の統一食材として使い、カロリーを抑えた会席の夕食が用意されます。そのほか新陳代謝を高めるための脂肪燃焼入浴や海岸や森林散策など「健康と美」の保持に主きを置いたプログラムで構成されているのが特徴です。

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木曜日

皆生温泉三丁目の素鳳ふるさと館で”冬の使者”美しく 米子水鳥公園の魅力紹介

鳥取県米子市皆生温泉三丁目の素鳳ふるさと館で、米子水鳥公園の魅力を紹介する写真とバードカービングの作品展が開かれている。コハクチョウなど公園に集う鳥たちをさまざまな角度からとらえた作品が並び自然の豊かさや厳しさを伝えている。一月八日まで。
指導員などが撮影した写真約会員が制作した本物そっくりのバードカービング作品を展示している。写真では、クロツラヘラサギ、一九九七年から同公園に飛来している標識付きコハクチョウなどを紹介。
指導員やボランティアの解説で水鳥を観察する来園者の表情なども並ぶ。年末年始は三十一日と元日が休館、二日から四日までは午後一時から午後五時まで開館。

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火曜日

高知市の龍馬観光グループ 皆生の老舗旅館取得

 ビジネスホテル業などの龍馬観光グループ(高知市廿代町、森崎頼次会長)はこのほど、経営破たんしていた鳥取県米子市皆生温泉の老舗旅館「ひさご家」を取得した。名称を変更し内装などをリニューアル、来春ごろの新装オープンを目指している。

 龍馬観光グループは貸しビル、カラオケ店経営のほか、平成11年に「ホテルNo.1高知」をオープン。これまでに高松や松山でも同ホテルを展開しているが、四国外への進出と旅館の再生事業はともに初めて。

 「ひさご家」は、明治36年に日本料理店として島根県で創業し、昭和28年から皆生温泉で旅館経営を開始。陶芸家、河井寛次郎ゆかりの宿としても知られるが、皆生温泉全体の集客力が低下する中で、今年5月に経営会社の銀行取引停止が表面化。10月に実施された競売で龍馬観光グループが落札した。

 龍馬観光グループによると、約1万平方メートルと広大な日本庭園や上質な客室などに森崎会長が感動。複数ある客室棟など既存施設はほぼそのまま活用する予定。寛次郎が設計にかかわったという玄関部の建物は当初取り壊しを検討していたが、地元の強い保存要望を受け入れ撤回した。一方で、隣接する約1000平方メートルの土地を追加で買い取り、そちらに別館的なビルも建設する計画という。

 別館は「No.1」と同様に1泊4900円からと低価格に設定。既存の客室も従来の2万5000?5万円より大幅に価格を下げる方針で、森崎会長は「素晴らしい景色などを多くの人に気軽に味わってもらい、地元米子市にも貢献できれば」と話している。


高知新聞 - 2006/11/14

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