水曜日

“入河内大根定食”できた 安芸市のこまどり温泉

 安芸市黒瀬の「こまどり温泉」は、同市入河内の伝統野菜「入河内大根」をふんだんに使った定食メニューを考案した。ご飯物から汁物まですべてに入河内大根を使った“大根づくし”で、10?18日までの期間限定で提供する。

 入河内地区では昨年、地元住民が「入河内大根をのこそう会」(中屋健次郎会長)を発足。市などと連携して「種」の選別や保存、料理レシピ作りなどさまざまな試みを展開している。

 今回の定食は、料理レシピ作りのために開かれた試食会でのメニューを基本に考案。ご飯に大根の葉やしらす干しを混ぜた「菜めし」や、チーズを載せた「洋風ふろふき大根」など6品を組み合わせた。

 同温泉は同地区から車で数分の距離にある、山間の静かな温泉。5日に「のこそう会」のメンバーら約10人を招いて試食会を開いたところ、「試食メニューよりさらに味がまとまっている」「大根だけでこれだけ豪華な食事になるとは驚き」などと評価も上々だった。

 「入河内大根の名が全国に知られるよう、生産者と温泉がともに頑張って地区が元気になってほしい。好評なら大根の収穫終了まで定食を続けては」と中屋会長。定食はまだ名称が決まっておらず、「食べてもらったお客さんに命名してもらっては」としている。

定食は食後のコーヒー付きで1000円。前日までに要予約。

予約、問い合わせはこまどり温泉温泉(0887・36・2260)。

高知新聞 - 2007/2/7

ラベル: , , ,

月曜日

”古本図書館”本格オープン 安芸市畑山


高知県安芸市畑山の旧畑山小中学校の校舎を活用した“古本図書館”「創作資料館」が26日、本格オープン。本の読み聞かせグループによる紙芝居や本の紹介が行われ、親子連れらを楽しませた。

 畑山地区では住民グループ「畑山夢楽(むら)実行委員会」(小松基宏委員長)を中心に、地域振興事業を展開。同校や畑山温泉を生かし、芸術など創作活動の場としてアピールしていく。資料館は拠点の一つで昨年12月、旧畑山小中学校体育館に本棚を並べて仮オープン。校舎1階を改装してこの日、正式オープンした。

高知新聞 - 2006/11/27

ラベル: , ,