日曜日

東栄町の雲上のそばや繁盛中

奥三河でUターンしてそば屋を開業、豊橋や浜松などから本物のそばを求める客でにぎわっている店がある。店は東栄町御園坂宇場の「茶禅一(ちゃぜんいち)」。朝霧が眼下に広がる雲上のそば屋だ。

 店主は、尾林威行さん(33)。今夏8月に開店、手打ちの本格的なそばを提供している。自慢は、茶そば。尾林さんの父・克時さん(58)が経営する製茶舗・おもてや園のお茶を使った逸品。

 尾林さんは、新城東高校から名古屋経済大学に進み、建設会社に8年勤めた。父の製茶業を継ぐことを決めていたため、家業が忙しい5、6月に仕事がヒマな土建業の会社を選んだ。

 勤務先の社長さんの理解もあって5、6月は少し長めの休みを取って父を手伝っていたが、本格的に後を継ごうと決意してUターンした。しかし、忙しい製茶業の時期を過ぎるとヒマになってしまった。

【写真】Uターンして手打ちそばを始めた尾林さんと店

東海日日新聞 - 2006/12/16

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水曜日

入湯税30年徴収せず 旧佐屋町が老人休養ホームから

愛知県旧佐屋町が、県老人休養ホーム永和荘(愛西市大井町浦田面)の温泉入浴者から、入湯税を開館から三十年間にわたって徴収していなかったことが五日分かった。愛西市は、六日に開会する市議会定例会に、入湯税を新設した市税条例改正案を提案する。

 永和荘は県厚生事業団が運営しており、天然温泉が売り物の宿泊・休憩施設。一九七六年に営業が始まり、ここ三年間の月間平均利用者は宿泊千三百人、休憩八百八十人。

 入湯税は、地方税法で課税が義務付けられているが、営業開始からこれまで全く徴収していなかった。同市市民税課は「運営形態は課税して当然の施設となっているが、課税しなかった経緯は分からない」と話している。

 条例改正案によると、税額は一人一日百五十円で、宿泊料などに上乗せされる。来年七月から施行する。

 永和荘と同じように天然温泉から引き湯している市佐屋老人福祉センター(同市大井町浦田面)については「市民福祉の向上を図るため」として課税免除にする方針。

 (市川真)

中日新聞 - 2006/12/5

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日曜日

来場200万人を達成 長久手温泉ござらっせ

日帰り温泉で愛知県長久手町前熊長久手温泉ござらっせの来場者が2日、200万人を突破し、200万人目となった同町杁ケ池の自営業小嵐吉達さん(27)に記念品が贈られた。

 長久手温泉ござらっせは2002年12月に開業。年間約50万人の来場がある。本年度上半期の来場者は約24万7000人と好調だったため、予定より早いペースでの達成となった。

 妻と友人の3人で訪れた小嵐さんには、記念品として長久手産の新米30キロ、長久手のおいしい水1ケースなどが贈られた。小嵐さんは「3カ月に1度は来ます。今日は頂いたお米を早速炊いて友人に振る舞いたい」と喜んでいた。

 (伊藤儀雄)



中日新聞 - 2006年11月2日

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