日曜日

ゆっくり入浴、生のお笑いも 農匠の郷やくので温泉落語


京都府福知山市夜久野町の夜久野高原にある農匠の郷やくの(やくのふる里公社経営)は、11月から「温泉落語」会を始めた。こんご毎月1回続ける。初回の29日には会場の夜久野荘に約70人が訪れ、福知山の落語家、桂三扇さんらの生の落語を楽しんだ。

 農匠の郷やくのでは、毎週水曜日だった夜、久野高原温泉など5施設の定休日を、11月から第3水曜日のみに減らした。しかし、平日の昼間は訪れる人が少ないため、本物の落語に触れてもらう機会を設け、来場者増を図ろうと、温泉落語を企画した。

 初回は、桂三扇さんと笑福亭由瓶さんが、約1時間にわたって落語を披露し、満員の聴衆を沸かせた。

 次回は27日で、桂三扇さんと林家染左さんが出演する予定。入場料は温泉入浴、弁当付きで1500円。予約はやくのふる里公社=電話0773(38)9800=へ。

両丹日日新聞 - 2006年12月1日

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土曜日

JR福知山駅の高架開業1周年祝う 南北道路の開通式も


京都府のJR福知山駅高架開業1周年を記念した団体臨時列車「市民号」が25日午前9時10分、福知山市民ら238人を乗せて城崎に出発した。

 福知山市鉄道利用増進協議会(会長・高日音彦市長)の主催。新駅は昨年11月26日に開業、今年1月1日には市町合併で新市が誕生し、福知山の門出が続いた。新駅開業1年の節目を迎えるにあたって、市町合併も併せて祝う市民参加のイベントとして「市民号」を企画した。

 集まった参加者を前に、高日音彦市長と大西邦和・JR西日本福知山支社長があいさつ。「記念すべき日に市民のみなさんが一緒に列車に乗り旅行していただくことは、大変意義深い」と喜び「ごゆっくりとお楽しみください」と、3番ホームで見送った。

 一行は、城崎温泉駅で下車したあとバスでホテル金波楼へ。カニ料理、温泉を堪能して帰途に着く。

 駅高架開業1周年で特製オレンジカード、市町合併で旧3町の特産品を土産として参加者にプレゼントした。
両丹日日新聞 - 2006/11/25

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木曜日

舞鶴和知線の菅坂バイパス開通 両市の人と物、一層の交流に期待


 住民らの念願だった京都府綾部市東部と舞鶴市を結ぶ府道舞鶴和知線の菅坂バイパス(全長2・3キロ)が8日、開通し、京都府、綾部市東部と舞鶴市の両市の関係者や地元住民らが通り初めなどして開通を祝った。菅坂峠の交通難所が回避でき、綾部市東部と舞鶴市の両市の人と物の一層の交流が期待される。

 舞鶴市寺田の菅坂南トンネルでは、午前11時50分から、約250人が参加し、通り初めがあった。テープカットとくす玉開きに続いて上林小(綾部市)の児童たちが太鼓演奏を披露し、開通に花を添えた。この後、約50台の車両が住民らを乗せて、新たに完成したトンネル内を走った。

 参加した綾部市五泉町の阪田勇さん(76)は「おやじの代からの念願の開通で感無量です。夜でも冬でも安心して近くの舞鶴の市街地へ買い物に行けます」と喜ぶ。また、綾部市東部にあるあやべ温泉を経営する矢野正彦さん(60)は「開通により山の温泉、海の舞鶴がつながり、京阪神の観光客へ大きなPRになる」と期待をかける。

 同バイパスは、道幅が狭く、急カーブ、急傾斜が連続する菅坂峠の交通難所を回避する目的で、1995年度以降、総事業費約65億円をかけ建設していた。開通により、綾部市東部地域から舞鶴市への移動時間は約7分短縮され、除雪で冬季も通行可能になるという。
京都新聞 - 2006/11/8

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