土曜日

湯上がり客ら和ませる墨の濃淡 京丹後・浅茂川温泉で水墨画教室展


 京都府京丹後市網野町浅茂川温泉「静の里」展望ロビーで、町内高齢者交流施設「いっぷく亭」の水墨画教室展が開かれている。墨の濃淡がかもし出す枯れた味わいの作品が多く、湯上がりの利用客らを和ませている。

 作品展は、同温泉のふるさと文化紹介事業の一環で企画。同教室では毎月2回、町内の西村久幸元教諭を講師に招き、レッスンに励んでいる。

 墨と一部に色も施した額装作計20点を展示。水面静かな離湖や雪深い丹後半島の山村風景をはじめ、流れ落ちる滝やスイセン、サクラソウ、キクなどを、落ち着いた筆遣いで細やかに描いている。また紅梅に戯れるウグイスやツバキの花に向かって今にも飛び立たんばかりのメジロをとらえた躍動感豊かな作品も目を引く。26日まで。 京都新聞 - 2007/3/23

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月曜日

癒しの足湯施設がオープン KTR木津温泉駅


 京都府京丹後市網野町木津のKTR(北近畿タンゴ鉄道)木津温泉駅に、天然温泉を利用した足湯施設がこのほど完成し、18日にオープンを祝うセレモニーが催された。

 府内最古を誇る木津温泉は、奈良時代の高僧・行基が発見したとされる。足湯事業は、木津温泉振興組合(蛭子正之理事長)が、市の「観光の魅力づくり事業補助金」約308万円を受け、昨秋から取り組んできた。

 足湯施設は駅ホーム内にあり、石で囲われている源泉を再現したという直径約1・5メートルの浴槽を2つ構えた。1度に12人まで腰掛けられ、約30度の天然温泉を楽しめる。和風の駅舎と調和した屋根や外壁を備え付けたほか、ゆかりの行基像も傍らに建てた。

 オープンセレモニーでは、同日に成人式を迎えた新成人や宿泊客らが花束を受け取り、さっそく足湯を体験して気分を和ませていた。

 無料。午前9時から午後5時まで。

京都新聞 - 2007/3/19

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金曜日

湯のまち、菜の花で彩ろう 亀岡・湯の花温泉 旅館組合が設置


 京都府亀岡市の観光名所「湯の花温泉」を季節の花々で彩ろうと、地元の観光旅館の組合が15日から、温泉街に菜の花のプランターを設置し始めた。春の行楽シーズンを控え、組合は「旬の花で訪れた人たちにおもてなしの心を示したい」としている。

 「湯の花温泉観光旅館協同組合」(山田智代表理事)が企画、亀岡市千歳町の毘沙門営農組合が育てた菜の花を譲り受けた。温泉街の入り口を示すアーチや看板、車のロータリー付近など5個所に設置するほか、各旅館に協力を呼びかけて、軒先にも置いてもらう。

 15日から約1週間かけて、同組合の職員らが計百鉢、約400本分のプランターを設置する。また、白や紫のサクラソウのプランター六十鉢も置く。

京都新聞 - 2007/2/15

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